年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

珈琲コラム

焼き加減にこだわる自家焙煎:トーストパンの美味しさを追求する

自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)と毎朝食べているトーストパンは、よく似ています。 どちらも、自分たち好みにカスタムメイドされた食品で、出来上がってから時間が経過すれば、熟成⇒劣化と進んで行きます。

季節のコーヒー、食事に合うコーヒー、ブラックコーヒーの汎用性について

日本には、春・夏・秋・冬の四季が存在していて、季節が変われば、気象環境、身に着ける衣服、習慣(夏祭り、海水浴、秋祭り、初詣・・・)、食べ物などなど、多くのものが変化します。 コーヒー業界では、コーヒー豆自家焙煎店を含む焙煎コーヒー豆ロースター…

International Coffee Day (国際コーヒーの日、国際コーヒーデー)の意義は、基本的人権について考える事にあり

45のコーヒー生豆輸出国と、30のコーヒー生豆輸入国が加盟している国際コーヒー機関(ICO/本部ロンドン)は、2015年から、毎年10月1日を「国際コーヒーの日」と定めてイベントを実施しています。 国際コーヒーデーは、コーヒー豆に依存して生活し…

喫茶店で淹れるコーヒー、業務用高速コーヒーマシーンかハンドドリップ・サイフォンコーヒーか、この道30年の珈琲屋が語る長所と短所

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、パパママ零細生業商売ですが、和歌山市のお城の近くでエカワ珈琲店という屋号の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいます。 もともとは昭和30年(1955年)秋に開業したビジネス街の小さな喫茶店でしたが、じり貧状態にな…

シスターズ・コーヒー・カンパニーとエカワ珈琲店、どちらも1989年にコーヒー豆自家焙煎を開始したのですが

2011年のことです。 日本もアメリカもヨーロッパも、経済不況の真っただ中にあって、毎日・毎日、経済に関係する暗いニュースが報じられていました。 当時、その原因は巨大な財政赤字にあるということで、財政赤字の削減が求められたりしていました。 そ…

シアトル式深煎りコーヒー豆の焙煎方法

何年か前、もう10年くらい前の事、インターネットサーフィンをしていて、シアトル式深煎りコーヒー豆を焙煎する時に、頭に色彩豊かなバンダナを巻いていコーヒー豆を焙煎する画像に出会って、それがシアトル式深煎りコーヒー豆の焙煎スタイルだと感じたも…

コーヒーについて、あまり知られていないかもしれない10の事実

コーヒーは、焙煎したコーヒー豆を粉砕して淹れて飲む嗜好飲料で、カフェインが含まれていて、デザートと良く合う飲み物だと誰もが知っています。 しかし、年老いた珈琲豆焙煎屋は、それ以外に、コーヒーについて以下のようなⅠ0箇条の認識を持っています。何…

田舎の珈琲豆焙煎屋の焙煎コーヒー豆は素晴らしい、コーヒーのグローバルパラドックス

『コーヒー』という商品ですが、グローバルパラドックスを説明するのに一番向いている商品だとも言われています。 コーヒーの原料となる『コーヒー豆』は、熱帯地域に位置する国々で生産されて、世界中のコーヒー消費地に輸出されています。石油に次ぐ貿易商…

あなたの暮らしている街で、お気に入りの珈琲豆自家焙煎屋さんを見つける方法 | 例えば和歌山市で【ダイジェスト版】

焙煎日から1か月以内の新鮮な焙煎コーヒー豆でコーヒーを淹れて、香りや風味とコーヒーブルームを楽しみたいと思うなら、地元のコーヒー豆自家焙煎店を探してみてはいかがでしょうか・・・。

小さな喫茶店の登場する街物語

もしかしたら、近頃(2020年)の地方都市ですが、小さな喫茶店が元気な町と元気の無い町が存在しているのかもしれません。 小さな喫茶店に元気のある町では、街物語が成立します。しかし、小さな喫茶店に元気の無い町では街物語は成立し難いような気がしま…

駅前の喫茶店で、旅人がフラックコーヒーを飲む物語

旅先の駅の近く、昭和の頃から変わっていないようなたたずまいの喫茶店を見つけた旅人は、コーヒーを飲んで休憩しようと入店します。 その喫茶店は年配の夫婦2人だけで営んでいて、朝の日射しが入ってくる店内は混みあっています。 カウンター席に座って、…

コーヒーの世界ではデフレ経済は終了していると考えています

日本のデフレ経済化は、ほぼ終了していると考えています。しかし、失われた経済の傷跡は大きく残っていて、年老いた珈琲豆焙煎屋に限定してのことかもしれませんが、経済が成長の階段を上り始めているようには感じられません。今なお、長期間の停滞から抜け…

珈琲関係書籍から学ぶコーヒーと水

ドリップ式やサイフォンで淹れたコーヒーの99%は水で構成されていて、コーヒー成分の割合は1%くらいです。水の中に、全体の1%くらいのコーヒー成分が溶けているか分散しているのが1杯のコーヒーです。 コーヒーの美味しさにとって、水は大変重要な要…

焙煎プロファイル作成ができるサンプルロースター、パナソニックから発売

パナソニックが、約25万円とちょっと価格が高いようですが、スマート焙煎機The Roast に改良を施してサンプルロースターとしても使えるタイプを12月中旬に発売すると発表しています。

コーヒー生豆から焙煎コーヒー豆まで、成長するコーヒー市場を支えているのは

コーヒーには、果物と同じくらいかそれ以上の抗酸化物質が含まれていると言われています。ですから、コーヒーは、果物と同じで、朝飲むのに適している飲み物だと思います。 目覚めのコーヒーですが、イタリアのエスプレッソコーヒーから日本のドリップコーヒ…

IKAWA のサンプルロースターとパナソニックのスマート焙煎機The Roast

イギリスの電気式小型サンプルロースター製作会社IKAWA の名前は、この会社がキックスターターで資金を募っていたころから知っています。

喫茶店は立地商売です。ですから、その立地に出店している喫茶店が繁盛しているかどうかで良い立地か悪い立地かを判断できると思います。

相当なコーヒー好きの人は例外だと思いますが、一般的に、自宅以外で飲むコーヒーは、人が集まる場所で飲む飲み物(ドリンク)だと思います。 一時ほどでは無いにしろ、コンビニコーヒーは売れているようです。それは、コンビニが人の集まる場所だからだと思い…

コーヒー生産地での現地焙煎の動向、包装保存技術が進歩すればコーヒー豆生産地での焙煎も可能になる

インドネシア産のコーヒー生豆(アラビカ)価格ですが、数年前とくらべると2倍くらいにまで上昇しています。 中南米やアフリカの農園で生産されるスペシャリティーコーヒー生豆の価格も上昇を続けているのですが、それ以上の勢いで上昇していると感じています…

自家焙煎コーヒー豆とは、朝コーヒーと一緒に食べるトーストと同じで、個々のお客さん向けにカスタムメイドされた手作りの商品、朝食べるトーストと同じように

マスマーケットのお客さん向けに販売されている、気軽に購入できるコーヒー豆が、レギュラーコーヒー豆です。 エカワ珈琲店は、万人向けでは無くて、エカワ珈琲店とコーヒーの好みを同じくするお客様向けに焙煎加工したカスタムメイドの自家焙煎コーヒー豆を…

リタイアした団塊の世代は喫茶店チェーンへ、昔ながらの喫茶店には帰ってこなかった

10年前、定年退職をして年金生活をエンジョイする団塊世代が、新しい需要を生み出すかもしれないと、マスコミで話題になっている時期がありました。 団塊需要が発生すれば、長期衰退傾向にある喫茶店も復活するかもしれないという期待も存在していました。 …

お布施の原理、1962年発表「梅棹忠夫さんの情報産業論」

梅棹忠夫さんですが、関西の民放テレビ局の草創期(1960年代)、コメンテーター的なキャラクターでテレビ番組に出演されていたような記憶を、ほんの微かですが持っています。 その経験を基にして著した論文が、1962年に発表、月刊総合誌中央公論に掲載…

喫茶店・コーヒーの専門雑誌

その昔、「喫茶店経営」という誌名の雑誌が、柴田書店という出版社から月刊で発行されていました。 20年前のエカワ珈琲店は、この柴田書店の信者みたいなものでした。 雑誌「喫茶店経営」を初めとして、柴田書店から発行されているコーヒー関係の書籍や雑…

今年は初心に帰って自家焙煎コーヒー豆商売に励みます、またまた決意だけかもしれませんが

自家焙煎のコーヒー豆小売商売を開始して、今年(2013年)の夏(8月)がくれば25年になります。(この商売を始めたのは、年老いた珈琲豆焙煎屋の母親ですが)この25年間、コーヒー豆の焙煎加工技術に磨きをかけて、できるだけ飲みやすいコーヒーを淹れる…