その昔、冷やして飲むコーヒーと言えば、アイスコーヒーだけを考えれば良かったわけです。 最近は、それに加えて、コールドブリュー(水出し)コーヒーが登場しています。 アイスコーヒーとコールドブリュー(水出し)コーヒーを比較すると、醸造方法(淹れ方、作…
1992年に脱サラして、それから10年が経過していました。 毎月、自家焙煎コーヒー豆を300kgから400kgくらい売っていましたが、薄利多売商売をしていたので、資金繰りに窮する自転車操業の日々が続いていました。 2000年代前半頃のエカワ珈琲…
年老いた珈琲豆焙煎屋とその連れ合いの2人だけで、和歌山市のお城の近くで営んでいるコーヒー豆自家焙煎店、その屋号が「エカワ珈琲店」です。 和歌山市は、人口30数万人の地方中核都市で、和歌山県の県庁所在都市です。 江戸幕府の時代、徳川御三家の一…
使う焙煎コーヒー粉量とコーヒー抽出液の理想的な比率を決めて置いて、コーヒースケールを使って、注ぐお湯の量と抽出時間を確認しながら、抽出比率で計算したコーヒー抽出液量になるようにコーヒーを淹れると、「味のブレ」が少なくなります。
自家焙煎コーヒー豆を挽いて、その挽いた粉とお湯を接触させて、挽いた粉に含まれているコーヒー成分をお湯に移動させるのが、コーヒーの抽出(コーヒーを淹れる操作)だと理解しています。 ハンドドリップで淹れる1杯のブラックコーヒーは、おおよそ99%の…
コーヒー豆の焙煎中に発生する化学反応ですが、ただ化学反応だけが発生しているのではなくて、物理的変化の発生と並行して化学反応が発生していると年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。
レインフォレストアライアンス(RA)認証を受けているダテー農園は、ブラジルの大手農園の一つです。 そのダテーラ農園で生産されるコーヒー生豆を原料に使って、コーヒー豆自家焙煎店歴30数年のエカワ珈琲店が、時間を費やして丁寧に焙煎しているクラフト(…
2024年3月10日(日曜日)、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで11冊目の電子書籍『コーヒー豆自家焙煎店商売読本(第2集)』をキンドルでセルフ出版しました。 キンドルアンリミテッドの会員さんなら、無料で読んで頂けます。 コーヒー豆自家焙煎店商…
筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)が、小型業務用ドラムロースター(バッチサイズ5kg)を使ってコーヒー豆を自家焙煎するようになって大体30数年が経過しています。 コーヒー豆の自家焙煎を開始した頃、コーヒー豆焙煎の指標とされていたのは、コーヒー豆表面の色…
自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)と毎朝食べているトーストパンは、よく似ています。 どちらも、自分たち好みにカスタムメイドされた食品で、出来上がってから時間が経過すれば、熟成⇒劣化と進んで行きます。
コーヒー豆の焙煎とは、コーヒー豆を熱加工処理する技術操作プロセスだと考えています。 その技術操作プロセスでは、焙煎しているコーヒー豆1個の熱伝達の仕方が、焙煎中のコーヒー豆集合体(たくさんのコーヒー豆)の熱伝達を表す基本になっていると、筆者(…
焙煎度(煎り具合)は、火力と時間に基づく焙煎工程の豆の色づきで決める(珈琲を科学する/伊藤博、時事通信社)とされています。しかし、焙煎度に対する色や味なとの感覚的判断には個人差があって、色や味から統一的な焙煎度を判断するのには無理があると考え…
コーヒーの果実が収穫される場所や栽培方法、その果実から商品としてのコーヒー生豆を作る精製方法は、1杯の(淹れた)コーヒーの品質や風味に影響を与えています。 コーヒー果実栽培者の知識や技術、栽培に費やす労力、コーヒー果実からコーヒー豆(生豆)を取…
食品の内部に閉じ込められている気体の体積が増加する現象、あるいは、食品内部で気体が発生することで、その食品が膨らむ現象を膨化(パフィング)と表現しているのだと思います。
エチオピア・モカコーヒー、ナチュラル【自家焙煎コーヒー豆】は、自然乾燥式精製法で生産したコーヒー豆を、エカワ珈琲店の基準で「中煎り」で焙煎しています。素晴らしいモカフレーバーを楽しんでください。
喫茶店商売の最盛期だった1980年代の中頃、喫茶店の店舗数は10数万店を数えていました。そして、その大半を個人経営の喫茶店が占めていました。 それが、1990年前後の頃には約13万店舗と、数年の間に3万店舗から4万店舗も減少していました。 …
このブログサイト「年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ」は、「コーヒー情報専門のブログ」です。 年老いた珈琲豆焙煎屋がブログ記事を書き始めて、20年近くの年月が経過しています。 2000年代から2010年代の初め頃は、「gooブログ」、「エキサイトブロ…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、和歌山県庁近くに立地している店舗(住居兼用の軒先店舗)と通信販売(自前の通販サイトとアマゾン)を通じて、鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を小売販売しています。 最大5kgのコーヒー豆を焙煎可能な(ハッチサイズ5kg)小型生産用コー…
コーヒー豆の焙煎操作は、コーヒー豆(生豆)に高熱を与えて、コーヒー豆(生豆)に含まれている成分同志の間で、積極的な成分間反応を発生させて、その成分間反応の発生をコントロールする操作です。 そして、この成分間反応によって生成した嗜好成分を楽しむ飲…
「珈琲ニュース」というパンフレットを、不定期に制作して発行しています。 今年(2023年)最初に発行する「珈琲ニュース」に掲載しようと考えているのが、このエントリー記事「美味しいドリップコーヒーを淹れるための7つの極意」です。 ご存知だと思い…
喫茶店商売が全盛だった昭和の頃、コーヒーは喫茶店で楽しむ飲み物で、焙煎したコーヒー豆はどこにでも売っている商品では無かったわけです。 今は、スーパーやコンビニなどの流通店舗、コーヒー豆自家焙煎店、喫茶店チェーン、焙煎コーヒー豆小売店チェーン…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、30数年に渡るコーヒー豆自家焙煎経験を持っています。 最初の10年くらいは、コーヒー豆の焙煎について、それほど深く考えることなく見様見真似で、コーヒー豆の焙煎に取り組んでいました。 その後は、「ああでも無い、こうでも…
コーヒー豆(生豆)を焙煎すると、人の健康に悪い影響を与えるかもしれない化学物質が、二つ発生すると言われています。 一つはアクリルアミドという物質で、もう一つはメチルフランという物質です。 この2つの化学物質は、人の健康に悪い影響を与えるかもし…
自家焙煎コーヒー豆の新鮮な香り・風味をできるだけ長い期間保持して置くためには、自家焙煎コーヒー豆を適切に保管(保存)して置く必要があると思っています。 涼しくて乾燥していて、それに加えて光の当たらない場所にて気密性の高い密閉容器に入れて保管(…
世界最大のオンラインショッピングサイトと言えば、「アマゾン」です。 もちろん、「アマゾン」は、日本でも最大規模を誇っているオンラインショツピングサイトです。 ご存知だと思いますが、年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと二人だけで零細生業パパママ…
コーヒー果実の種だったコーヒー生豆は、焙煎という工程を経て、レギュラーコーヒー豆や自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)という商品になって販売されます。 コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆を加熱して、熱の力によってコーヒ豆を物理的・化学的に変化…
生産国(生産地)で収穫・精製されたコーヒー豆(生豆)は、消費国(消費地)に輸出されて焙煎されます。 その焙煎したコーヒー豆を使って淹れた飲み物が、私たちが毎日飲んでいるコーヒーです。 昭和のコーヒー研究の第一人者の伊藤博さんは、「珈琲を科学する(時…
上の写真は、焙煎コーヒー豆を月間150kg売る自家焙煎コーヒー豆小売店のコーヒー生豆在庫です。(写真に写っていない場所で、もう少し在庫を持っています。) エカワ珈琲店の場合、常時、400~500kg(焙煎コーヒー豆販売量の3か月分)のコーヒー生…
コーヒー生豆を焙煎して、その焙煎したコーヒー豆を粉砕して粉にします。 コーヒー粉に含まれているコーヒー成分を、水(お湯)に溶解・分散させます。 最終的に、コーヒー成分を溶解・分散している水(お湯)と、コーヒー成分を抽出したコーヒー粉の残り滓を分…
『年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ』の管理人、年老いた珈琲豆焙煎屋は、趣味と実益と若いころからの夢を実現するという目的で、電子書籍をキンドルでセルフ出版する事に熱中しています。 2023年11月末までに、年老いた珈琲豆焙煎屋の作者名で9冊、本名…