エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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町を構成する産業に元気が無ければ

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

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その町に、町を構成する産業が存在しなければ、隣町の衛星都市として生きて行くより術が無いのだと思います。
でも、その町の周辺に繁栄している町が存在しなければ、衛星都市として生きて行くこともできません。

 
和歌山県の町のうち、北部に位置する町は、隣が大阪府ですから立地的には比較的恵まれているのだと思います。
半世紀前の大阪と比較して、現在の大阪は相当に経済力が後退しているとしても、まだまだ大都会であることには変りありません。
ですから、大阪の衛星都市としての需要も存在しているわけで、その需要を開拓することもできるわけです。
 
中でも、県都たる和歌山市は恵まれています。
重工長大型の産業や化学産業、その他の地場産業が存在していて、県庁や中央官庁の地方事務所が立地していて、国立大学・公立大学も存在しているわけです。
それにプラスして、大阪の衛星都市としての需要も存在しています。
 
和歌山県の中部や南部に位置している町はというと、距離的な関係から大阪の衛星都市として生きて行くのは、まず無理です。
 
その昔、30数年前、和歌山県中部の北側に位置する有田地方ですが、「みかん農業」で潤っていました。
「みかん農業」一筋の億万長者や千万長者が、続々と誕生していた時代で、「じゃじゃ馬億万長者」というアメリカ製テレビドラマが放映されていて、人気を博していた頃のことです。
 
後継者対策ということで、農家の子供たちは、その頃の普通のサラリーマンの収入では購入不可能だった高級乗用車を買い与えられて、土曜日・日曜日ともなると、その高級乗用車に乗って飛び回っていたわけです。
その頃から30数年が経過しているのですが、和歌山県中部地域の主要産業は、依然として「みかん農業」です。
 
依然として「みかん農業」のままなのですが、その産業の担い手である「みかん農家」の収入・収益は、この30数年間で縮小してしまっています。
で、その縮小分を公共事業で補うことで、何とか地域の経済を維持しているのですが、短期的な公共事業だけで地域の経済を維持することなど不可能ですから、徐々に徐々に経済が衰退を続けているわけです。
 
日本政府の財政状況などを考えると、公共事業に期待を持ち続けることなど、まず無理だと分かりますから、企業の工場誘致に大金を投入したりして、新しい産業の導入に努力するわけです。
でも、思うような成果を手にすることができていないのが現状です。
 
国民の4人に1人、あるいは3人に1人が年金生活を楽しむ時代となると、「インフレ」という言葉は禁句ですから、政府の政策は財政緊縮の方向に向うのだと思います。
だとすると、大型公共事業による地域経済の浮揚など、まず考えられません。
田舎には、年金生活が可能な世代だけが残って、自分で稼がなくてはならない若い人たちは、収入を求めて都会に出て行くことになります。
 
公共事業にも、工場誘致での新産業導入にも、どちらにも期待することができないのだとすると、地域の経済的浮揚にどのような方法があるのだろうかと考えてしまいます。
「誰かが助けてくれる」ことなど有り得ないのだとすれば、「自分のことは自分で何とかする」しか術が無いのだということで、ここ和歌山にも、想像力で勝負する時代がやって来るかもしれないと考えたりしています。

 

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