エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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中途半端で貧乏な商売人のデフレ対策

 

昭和の日本では、不器用でも貧乏でも、人の倍働けば、何とか人並みの稼ぎを手にすることができたのだと思います。

2011年の日本、10数年もの間、経済が停滞・衰退を続けているデフレ下の日本では、働いても働いても、中途半端な貧乏人は、その貧乏から脱出することができません。

 

人の2倍・3倍働いて、人並みの収入を確保するという考え方ですが、デフレ経済の時代の働き方に適応していないのかもしれません。

10数年間、デフレ経済のもと、働いても働いても中途半端な貧乏から脱出できなかったのがエカワ珈琲店です。

働けば働くほど、支払いに追いまくられ、生活に追いまくられる日々を経験しました。

 

人の2倍・3倍働けば何とかなるだろうと、コーヒー豆の薄利多売、サービス過剰路線をひた走ったのですが、そのうち、売上の減少が始まりました。

薄利多売・サービス過剰路線で、大手のコーヒー屋さんと張り合っても、太刀打ちできなかったわけです。

 

売上が減少すると、薄利ですから、瞬く間に、支払いに四苦八苦するようになって、生活資金にも事欠きはじめます。

そこまで来て、はじめて、節約商売・節約生活に目覚めます。

 

夫婦2人だけの生活で、公租公課や公共料金以外はデフレ経済の状態にあるわけですから、商売に必要な経費も生活に必要な出費も、節約に慣れれば慣れるほど、節約できる部分が膨らんで行きます。

 

そして、節約すれば、商売も生活も、何とかなるものだと理解できた段階で、商品の価格を適正な価格に修正(値上げ)させてもらったわけです。

売上は減少しましたが、収益は減少することも無くて、少しだけ増加してくれました。

ということで、現在のエカワ珈琲店ですが、それほど支払いに追いまくられることも、生活資金に追いまくられることも無くなっています。

 

そこで、中途半端な貧乏人のデフレ経済に対する処方箋を記載しておきます。

中途半端に貧乏な商売人は、経済が縮小傾向にあるデフレ経済の下では、働いても働いても中途半端な貧乏から脱出できることなど奇跡に近い出来事なのだと思います。
供給が需要を上回っているからデフレになるわけで、デフレ経済下では、働いて生産量を増やせば増やすほど、利益が減少するのは道理です。

 

デフレ経済下で、中途半端で貧乏な商売人が生き残る術、それは、「頑張って働くのでは無くて、働く時間を少なくして、頑張って節約に精を出す」ことだと、最近、考えるようになっています。

デフレ経済下では「頑張って節約」、インフレ経済下では「頑張って働く」、それが中途半端で貧乏な商売人の生き残る道なのだと考えている今日この頃です。

 

 

www.ekawacoffee.jp