エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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牛丼御三家、値下げでも業績好調のカラクリ

 

激しい値下げ競争を繰り広げている牛丼御三家ですが、業界トップの「すき家」を擁するゼンショーは、2011年3月の決算で日本マクドナルドの売上高を上回り、売上高で外食産業トップになりました。

利益も前年度よりも増加して、好調を続けているとのことです。

 

業界2位の「吉野家」も、2011年2月決算で3億8000万円の利益をあげて、黒字転換しています。
業界3位の「松屋フーズ」は、売上高が13%の増収で、利益は前年の倍を記録しています。

 

ということで、牛丼御三家ともども、業績は好調を維持しているようです。

定価300数十円の牛丼を約30%も値下げしても利益をあげることができて、業績の好調を維持することができる理由ですが、これは規模の利益につきるみたいです。

 

牛丼1杯のコストには、「変動費」と「固定費」があるのだそうです。

牛丼の原材料費などが「変動費」で、販売量・売上に応じて変化する経費です。

人件費や店舗維持費などが「固定費」で、販売量・売上に関わらず一定の金額を支払う必要のある経費です。

 

牛丼の値下げによって、客数・販売量・売上が増えて「変動費」が増加しても、「固定費」は変化しないので、ある一定以上の客数増を達成できれば、増収増益を達成できるとのことです。
 
私の住む和歌山市でも、牛丼御三家の店舗が存在しています。

時々、牛丼御三家の店舗の前を通ることがあるのですが、お客さんが溢れている風景を見たことがありません。

 

「変動費」・「固定費」の理論が成り立つのは、牛丼御三家それぞれの店舗数が、ある一定の店舗数以上を達成しているからだと思います。

でも、人件費を固定費とする考え方ですが、経済が停滞・衰退しているデフレ経済の下でのみ成り立つ考え方なのだと思います。

 

ですから、この「規模の利益」の理論を、間違って個人経営の零細生業飲食店で採用したりすると、貧乏暇なしでお金に追いかけられる生活が待っているだけだと思います。

少子高齢化がこれ以上進行して、インフレ経済の時代がやってくれば、牛丼御三家の「規模の利益」の構造が、経営の足かせになる可能性もあるのだと思います。


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