エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
Yahoo!ショッピング  ロハコ  アマゾン  楽天市場   ノート(有料記事)  エカワ珈琲店  
 

小規模ビジネスの強み

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

小さな事業者は、規模の大きな企業とは、全く違ったすごい力を持っているのだと思います。

アメリカの起業家でライターでマーケッティングの語り部であるSeth Godin (セス・ゴーディン)さんは、過去数年間でアシスタント従業員を一人だけしか雇用していないのだそうです。

 

変革の知 (角川新書)

変革の知 (角川新書)

  • 作者: ジャレド・ダイアモンド,ダニエル・ピンク,アダム・グラント,ロルフ・ドベリ,セス・ゴーディン,マイケル・ノートン,フィル・リービン,カリム・ラシッド,ヤン・チップチェイス,ケビン・ファイギ,ジョン・ライス,ブルクハート・シュベンカー,アニタ・エルバース,オリビア・ラム,趙玉平,テレサ・アマビール,ボリス・グロイスバーグ,マイケル・モーリッツ,岩井理子,田坂広志
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る
 

 セスゴーディンさんの名前も載っているので、アイキャッチ画像に使わせて頂きました。未読ですが、キンドル版ですから、絶版になことが無いので、何れ読もうかと考えています。(2017年2月記)

 

それが、彼の予測しなかった方向に、彼のワークライフを変えてしまった原因なのだと語っています。

仕事上の興味が、完全に変ってしまったのだそうです。

戦略的な仕事、計画的な仕事、利益の大きい仕事を求めるのではなくて、興味深くて、楽しくて、気持ちの良い仕事を求めるようになったのだそうです。

 

リスクについて、それほど真剣に心配する必要が無くなったそうです。

新聞社や出版社を利用しなくても、ブログ記事を公開することができて、電子書籍を書くこともできるわけです。

そして、その反響についても、自分で確かめることができます。

 

それに必要なコストですが、大きな組織と比較すれば、本当にごく僅かなのだと思います。

大きな組織よりも、ものすごく少ないコストで、様々な事にアプローチすることができるのが小規模事業者の特権なのかもしれません。

 

こじんまりとした小さな事業者が、こじんまりとしたビジネスだけを営むとは限らないのだと思います。

Seth Godin (セス・ゴーディン)さんの友人Michael Cader (マイケル・カダー)さんは、パブリシャー・ランチというスモールビジネスを営んでいます。

 

スタッフ全員で旅行するには、BMWの自動車1台で事足りるそうです。

でも、出版業界全体への影響力には、見るべきものがあると伝えられています。

彼は、仕事をアウトソーシングすることで、スタッフの少なさを補っているのだと思います。

 

アメリカでは、そのような事例は多数存在しているようです。

巨大な弁護士事務所を飛び出して、個人で弁護士事務所を立ち上げたある弁護士は、仕事の量が以前の半分になったのですが、初めて自分の仕事を楽しんでいます。

 

大手建設会社で安定した地位と収入を得ていた一人の建築家が、独立することで収入が3倍になりました。

彼は、設計の仕事をアウトソーシングすることで、巨大な設計事務所と張り合っています。そして、彼は、その仕事を楽しんでいます。

 

大きな家庭用品販売会社を脱サラしたある女性は、現在、家庭用品の企画製造販売の仕事を個人で営んでいます。

もちろん、自前の工場を持っていません。売り込み専門の営業スタッフも雇用していません。

彼女は、インターネット事業者を利用して、彼女の商品を小売店に販売しています。

 

彼女は、自分の費やした時間以外に、ほとんどリスクを取っていません。

彼女は、多額のお金を投入すること無く、簡単に家庭用品の企画・製造・販売の仕事を営んでいます。

 

ロングテールに関連することの一つとして、何が起こるか予想が出来ないという部分があります。

事業を開始するのは簡単なのですが、それをどこで開始するかが難しい問題なのかもしれません。

 

起業するのに多額の資金が必要ならば躊躇しますが、もし、それほど資金を必要としないのなら、起業できる可能性が高くなるはずです。

よりランダムに、より行き当たりばったりに、それほどリスクを取らずに起業できるならば、起業のチャンスが増加するはずです。

 

起業を考えるなら、まず、週末起業を考えるべきなのかもしれません。

そして、全く将来に対する恐怖感が消滅した段階で脱サラして、本格的な商売を営むのが、起業の近道なのかもしれません。

 

1995年、カルフォルニア州で設立された小さなインターネット・オークションの会社eBayは、1998年、ナスダックに上場、その後も成長を続けて、2006年には、1万人以上の従業員とその家族を養う大企業に成長しています。

 

でも、そのような実例はごく僅かです。

大多数の小さな事業者は、小さな事業者としての強みを生かすビジネスを営むことで、生き残って行くのだと思います。

そして、現在は、小さな事業者が、その強みを生かして「小ぢんまりとしたビジネス」を営むことが可能な時代に向かいつつあるのかもしれません。