江川珈琲店のブログ

「エカワ」は音声検索で表示され難いようなので、またまた、「江川珈琲店のブログ」にブログタイトル名を変更しました。

自営業者、小規模零細企業が日本経済を支える

賃金が高くて安定した職場である製造業の生産性がものすごく高くなって、労働力をそれほど必要としなくなって、賃金が安くて不安定な職場である流通サービス業へと労働力が移動して行きました。

それと、グローバル経済の活性化が、日本のデフレ経済の原因なのだと考えています。

 

製造業の生産性の向上とグローバル経済からの影響ですが、日本に限ったことではなくて、先進国と呼ばれている全ての国で起こっている現象で、どの先進国も一様に苦しんでいる問題なのだと思います。

ただ、日本の製造業の生産性ですが、他の先進国と比べても、相当に高くなっているので、日本のデフレ経済だけが目立っているのだと思っています。

 

株式市場に上場している企業の場合、グローバル経済の世界で競争をしているわけですから、生産性が高くなければ生き残れません。

ですから、雇用の受け皿にはなれないのだと思います。

日本国内の飲食チェーン・小売チェーンは、底辺への競争の真っ只中です。

 

インフレターゲットの導入などの金融緩和と、消費税増税の中止など公租公課の負担を減らす財政出動によって、デフレ経済に苦しんでいる多数派の人たちは一息つけるかもしれません。

でも、日本経済の構造が変化しなければ、実質的な収入の増加に結びつくとは考えられません。

 

経済が好調を取り戻しつつあるアメリカですが、経済の構造変化が相当に進行しているのだと思います。

小規模零細企業や自営業者が頑張れる環境が整っていて、相当に活性化しているみたいです。

田舎の町の小規模なコーヒー豆の焙煎屋さんが、北米大陸全体をターゲットに商売を営んでいるわけですから。

 

それに比べて日本の場合、小規模零細企業や自営業者が頑張れる環境が整っていないのだと思います。

若い世代の起業が一攫千金に偏っていて、生活のための起業が少ないというところにも、環境の悪さが現れています。

若い人の起業が少ないわけですから、小規模零細企業や自営業者が活性化するはずがないわけです。

 

株式市場に上場している企業や、上場しようとしている企業に全面的に依存する経済構造のままでは、グローバル経済の時代ですから「底辺への競争」が待っているだけなのだと思います。

底辺への競争を回避するためにも、若い人が、小規模零細企業や自営業者を選択できる環境を整える必要性が差し迫っているのだと思います。

 

グローバル経済の時代、「底辺への競争」を回避するためのキーワードとして、アメリカでは「スモールとローカル(トライブ)」という言葉が使われています。

小規模零細企業や自営業者が日本経済を支える時代がやって来て、再び、日本経済の成長がはじまるのだと思っています。

 

  

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