エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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「信用」と「注目」でダンスを踊る

 

インターネットWEB時代の商売に必要なのは、「信用されること」と「注目されること」だと考えられています。

その「信用」と「注目」という2つの要素ですが、エカワ珈琲店の商売でおいて確実に不足している要素です。

 

「信用」とは、相当に複雑なものによって形成されているのだと思います。

大企業に勤務している人や公務員の人たちは銀行ローンを使いやすいけれども、貧乏な商売人は使い難いというようなことも、「信用」があるか無いかの問題です。

昔から長年に渡って商売を続けている店と新しくオープンした店とが、同じ商品・サービスを同じ価格で販売しているとしたら、昔から長年に渡って商売を続けている店で購入するお客さんが多いのも、「信用」が絡んでいるのだと思います。

 

お客さんに価値を提供して、その代金を頂戴するのが「商売」だと思うのですが、お客さんに「信用」してもらえなければ、価値を提供することも代金を支払ってもらうこともできません。

零細生業パパママ店の「商売」で生き残るには、「信用」が絶対必要条件だと考えているのですが、その「信用」を創り上げるのが簡単ではありません。

 

その店の商品の品質や価値、その店の経営者やスタッフの行動や態度、それらについて「安全、安心」だと、お客さんに感じてもらうことで「信用」が生まれるのかもしれません。

そして、「信用」は、その日その日の積み重ねによって作られて行くのだと思います。

しかし、その積み重ねられた「信用」は、ちょっとしたことで簡単に崩壊してしまうものなのだと思います。

 

創り上げるのは難しくて、失うのが簡単なのが「信用」なのかもしれません。

ですから、「信用」は守らなければならないのだと思うのですが、エカワ珈琲店の商売には、それが欠けているのかもしれません。

 

もっと儲けたいということで、安易に商品の価格を相当大幅に値上げしたことがあります。

マスコミなどに取り上げられる有名店となって、楽をして簡単にお金を稼ぎたいと考えたこともあります。

商品や商売に関する知識や技術の取得に、手抜きをしていたこともあります。

それらは、「信用」を失墜させる、あるいは「信用」の構築を妨げる要因になっていたのかもしれません。

 

エカワ珈琲店を知っている人の数は限られていて、その注目度もごく僅かなのだと思います。

現在のエカワ珈琲店の状況から考えると、誰かと誰かの会話にエカワ珈琲店の話題が登場するのは稀なことなのだと理解できます。

 

同じような商売を営んでいる人たちが、日々、「注目」を集めようと様々な努力をしているのですから、「注目」を集める努力を怠れば、「注目」される度合いが減って行くのだと思います。

「信用」があれば、誰かと誰かの会話に登場することができて、自然に「注目」を得ることができるというように、「信用」と「注目」はリンクしていると思うのですが、どのようにリンクしているのかは計測することができません。

 

おそらく、「信用」と「注目」を、手っ取り早く手に入れるのは至難の技なのだと思います。

「信用」を獲得するには「注目」される必要があるのですが、「注目」されるだけでは「信用」を獲得することはできません。

「信用」と「注目」でダンスを踊る必要があるのだと思います。

 

大げさな目くらまし的なキャッチコピー、多くのお客さんに注目されたいための誇大広告などに依存して、消費者の「注目」を集める努力をしたりします。

それは、「注目」を集めるためだけに踊っているダンスに過ぎないのだと思います。

でも、「注目」を集めることだけが目的のダンスを踊ることで、「信用」が減少して行く可能性もあります。

 

インターネットWEBの検索でSEO対策を実施して、1ページ目の上位にリストアップされれば、「注目」を集めることができます。

そして、サイトへのアクセス数が増加したとしても、それを「信頼」につなげることは至難の技なのかもしれません。

ある瞬間の「注目」が、「信用」を犠牲にしているということも有り得るのだと思います。

 

何々をすれば、何々を買えば、多額のポイントを獲得できると錯覚することもできるキャンペーンに踊らされて、何々をして、何々を購入したのにポイントを獲得できなかったときの脱力感は相当なものです。

 

【参考】

Seth's Blog: Trust and attention, the endless dance