エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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和歌山市の中心市街地を再開発するということは

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

エカワ珈琲店前の空き地、元神田病院の跡地(500数十坪)ですが、15階建て高層マンション(和歌山市での感覚です)の建設計画が進行しています。

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南海電鉄の和歌山市駅ビルに出店している高島屋和歌山店は、2014年8月31日で閉店すると高島屋のホームページに記載されています。

高島屋和歌山店閉店後の和歌山市駅周辺ですが、高層建築物をメインとする再開発計画の話があるとか、無いとか、いろいろな「噂話」が流れています。

 

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 2017年2月現在、和歌山市で高島屋を利用しようと思えば、タカシマヤ楽天市場店を利用できます。(リアルからネットにシフトしています)

 

南海和歌山市駅が再開発されて、和歌山市の中心市街地に高層マンションが建設されたとすると、その高層マンションにやって来る人たちは、30代後半から50歳くらいまでの働き盛りで収入の多い人たちです。

和歌山市の中心市街地に高層建築物が集中するとなると、その中心市街地に位置するエカワ珈琲店の店舗兼住宅の価値は、それなりに維持されると思いますが、年齢が年齢ですから、そのメリットを活かすのは相当に難しいかもしれないと考えています。

追記/2016年6月17日

2015年、和歌山市駅は、市立図書館が入居する新しい複合ビルに建て替えると発表されています。

 

今年(2014年)の3月、200店あまりの有名店舗が入居する巨大ショッピングモール「イオンモール和歌山」が、和歌山市と岬町の境目地域の新興住宅地「ふじと台」に開店しました。

山を切り開いた新興住宅地で、和歌山大学が立地していて、南海電鉄の急行が停車する駅も新設されている地域です。

3月中旬の開店から1ヶ月で、120万人のお客さんを集客したと報道されています。

 

その影響を受けているのかどうか分析不可能ですが、4月以降、エカワ珈琲店の売上は前年割れの状況が続いています。

開店から約3ヶ月が経過して、6月中旬のイオンモール和歌山は、普通のショッピング施設になっているという「噂話」も聞こえてきます。

あくまで、50歳以上の年齢層に限定した「噂話」で、現場に何回も足を踏み入れて調査したわけではありません。

 

イオンモール和歌山は、200店ものテナントを擁する巨大ショッピングモール ですから、近隣の地域住民だけをお客さんとする商売(地域密着商売)だけで経営が成り立つとは思えません。

やはり、相当に広範囲の地域から、お客さんを強引に吸い上げるビジネスモデルを持っているはずです。

 

和歌山市の中心市街地は、広大な駐車スペースを備えた郊外型のショッピング施設にお客さんを吸い取られてしまって、流通・サービス事業者数は減少を続けています。

ある程度の規模の事業者は郊外へ、小規模な事業者は廃業という道を辿っています。

和歌山市の場合、中心市街地で生活をしている人の数よりも、郊外と呼ばれる地域で生活している人の数が大幅に上回っているわけですから、郊外に駐車場を備えたショッピング施設が開業すれば、中心市街地からお客さんが郊外に流れて行くのは自然な流れなのだと思います。

 

中心市街地の人口の空洞化・高齢化が進行して、働き盛りの人たちの生活拠点が郊外に集中して、その郊外に駐車場を備えた商業施設が作られて、その結果として、中心市街地の商業が衰えて行ったのかもれません。

だとしたら、新陳代謝が発生しているわけですから、和歌山市全体としては別に悪いことでは無いのかもしれません。

 

和歌山市の中心市街地のメイン通りを少し入れば、10年前なら空き家が、数年くらい前からは空き地が目立っています。

この中心市街地の空き家現象ですが、最近は、人口の高齢化が進む郊外の方が目立ってきています。

 

中心市街地の空き地については、最近、新しい家が建設され始めています。

30代後半から40代の働き盛りで収入の高い人たちは、中心市街地に生活の拠点を作ろうとしているのかもしれません。

働き盛りで収入の高い人たちが、中心市街地に生活拠点を求め始めているのかもしれません。

 

中心市街地に住む人が増加して、徒歩や自転車で簡単に買い物ができる環境が整えば、郊外の巨大ショッピング施設といえども、中心市街地からお客さんを吸い取るのは相当に難しくなるはずです。

もしかしたら、郊外の巨大ショッピング施設同士のお客さんの奪い合いですが、ショッピング施設の生き残りをかけた壮絶なお客さん争奪戦となるかもしれません。

そして、そのお客さん争奪戦に敗れたショッピング施設が廃墟となって存在しているという景色が、当たり前となる時代がやって来るかもしれません。

 

 和歌山市のように人口が減少を続けている地方都市では、もしかしたら、中心市街地と郊外の共存・共栄は有り得無いことなのかもしれません。

中心市街地に働き盛りで収入の多い人たちが集中して、コンパクトシティー化が進行すれば、郊外の商業が衰退して行くのは自然の道理なのだと思います。

 

人口の減少と高齢化が進行している地方都市で、中心市街地を活性化させるということは、中心市街地の人口の空洞化・高齢化を修正することなのですから、郊外から中心市街地への人口(働き盛り世代)の逆流を発生させる必要があります。

働き盛りで収入の比較的に多い人たちが、その地域の経済の中心にいるわけですから、その人たちが少なくなれば、その地域は自然に衰退して行くのだと思います。

 

中心市街地と違って、郊外の場合、その地域で生活している人たちに依存する割合が高いので、その衰退スピードは、中心市街地の場合よりも速くなる可能性もあると思います。

和歌山市のように人口の減少・高齢化が進行していて、観光産業の活性化とも縁の無い地方都市の場合、中心市街地の活性化、再開発は、上記のようなことを意味しているのかもしれないと考えたりしています。