年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

コーヒー豆自家焙煎店経営

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1989年から30年近く、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売店「エカワ珈琲店」を経営しています。

規模拡大を志向した事もありますが、経営者の経営能力の問題もあって、幾度かの挫折を味わって、その結果として、規模拡大は残念した経験を持っています。

21世紀になってからの十数年は、零細生業パパママ店ビジネスに特化することで、何とか商売を続けています。

コーヒー豆自家焙煎店経営については、成功体験は持っていませんが、幾たびかの失敗体験と、長年に渡って零細生業パパママ店を続けているという経験を持っています。

 

その30年近くに及ぶコーヒー豆自家焙煎店経営の経験に基づく記事を何本か、このエカワ珈琲店のブログにエントリーしています。

それらの記事の中から、これからコーヒー豆自家焙煎商売に参入しようと考えている方や、コーヒー豆自家焙煎商売に参入してそれほど時間が経過していない方に、少しは役に立つかもしれないと思う記事をリストアップしました。

ある程度の成功を収めている商売人の経験ではなくて、失敗ばかりを繰り返して来た零細生業パパママ店を営む商売人の経験ですから、それほど役に立たないかもしれませんが・・・・・。   

 

コーヒー豆自家焙煎商売とは

原料のコーヒー生豆を仕入れて、自前で焙煎加工したコーヒー豆を、直接消費者に小売販売するわけですから、パン屋さんや洋菓子屋さんなどと同様、粗利益率の高い商売です。

30年前、家庭の焙煎コーヒー豆需要は潜在需要として存在していて、実際の需要としては存在していなかったので、商売が軌道に乗るのに1年~3年の雌伏期間が必要でした。現在は、需要が存在しているわけですから、その需要のほんの一部分にアクセスできれば・・・。

コーヒー豆焙煎に天賦の才など必要無いわけで、神がかり的な「天才焙煎士」などという宣伝文句を真に受けるのは馬鹿げています。 コーヒー豆焙煎に必要なのは、「経験」と「努力」だと思います。自家焙煎店経営者に一番必要なのは、経営能力だと思います。

 

コーヒー豆自家焙煎を始める

コーヒー豆自家焙煎ビジネスを営むなら、絶対必要な設備は、生産用の小型焙煎機(3kgor5kg)と原材料のコーヒー生豆、それと業務用のコーヒーミルだと思います。300万円用意できれば、これらの設備を揃えることができると思います。

現時点(2018年10月12日)で、エカワ珈琲店が参考にさせて頂いたり、元気をもらっている珈琲関係書籍を紹介しています。珈琲豆自家焙煎店経営には、珈琲と珈琲ビジネスの学習は必須事項だと思います。

1980年代後半頃から、コーヒー豆の家庭需要が拡大して、街に豆売り店がチラホラ見かけるようになっていて、行列の出来る繁盛店も登場していました。

そして、儲かる、よさそうだとなると、新規参入のスピードが加速するので、豆売り店の出店スピードも増してきていました。

自家焙煎コーヒー豆小売店を営むなら、ホームページと通販サイト(orショッピングカート)は必需品だと思います。しかし、できるだけお金を使わないで、効果のあるホームページや通販サイトを作る必要があります。

 

コーヒー豆自家焙煎店の仕入れ

自家焙煎コーヒー豆小売店にとって、コーヒー生豆仕入先は、お客様よりも大事な取引先だと思います。自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスが上手く軌道に乗るかどうかは、コーヒー生豆仕入先選択の良否に支配されていると考えています。

麻袋で購入する癖がついているので、常時、3か月分くらいのコーヒー生豆在庫を抱えていますが、20kg単位に詰め替えているコーヒー生豆を購入すれば、焙煎コーヒー豆販売量の1か月~1か月半分くらいの在庫量で十分対応可能だと思います。

 

コーヒー豆自家焙煎店のマーケティング

1990年代初めころ、信用金庫の職員さん頂いた「コーヒー豆販売店開業」という資料を参考にして書いた記事です。 

 

コーヒー豆自家焙煎商売と喫茶店

(1)コーヒーが主力の喫茶店・カフェには、コーヒー豆自家焙煎が似合います

(2)独立系喫茶店・カフェの最強の差別化戦略、それはコーヒー豆の自家焙煎だと思います

(3)喫茶店・カフェがコーヒー豆を自家焙煎するメリト 

 

エカワ珈琲店が考えるコーヒー豆自家焙煎のこれから

(1)煎りたて新鮮、香りの良い焙煎コーヒー豆市場は、未開拓の成長市場だと思います

 

(※)この記事は、制作の途中で公開しています。(2018年10月9日)