エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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何故、投票に行かなければならないのか?/無関心のマーケティング力学

 

マーケティング的に、選挙で投票に行かない人から学ぶことが何かあるのだろうかと考えてみるのですが、おそらく何も得るものが無いという結論に到達します。

 
自分の投票行動だけで政治や社会が変化するわけではないという理由で、いつわりの公約、くるくる変化する公約にうんざりしているという理由で、政治の状況にしらけているからという理由で投票に行かないのだとしたら、それは政治市場からの退場を意味しているのだと思います。

 
選挙に立候補している政治家の人たちのゴールは、一人の人にだけ投票してもらうことではありません。
彼ら、彼女らのゴールは、別の立候補者よりも、より多くの投票を獲得することにあります。
ですから、選挙で投票してくれる人たちをターゲットとして、その人たちに心地よい環境を提供しようと努力するはずです。
心地よい環境を提供されている人たち以外の人たちは、その心地よい環境について何も理解できるはずがありません。
 
ステーキハウスの経営者は、来店することの無い菜食主義者に喜んでもらえる店作りをすることなど有り得ません。
政治家や政党が、選挙で投票に行かない人たちのことを考慮することなど、普通は考えられません。
 
選挙において投票するということは、それぞれの人が、それぞれの社会システムを選択することなのだと思います。
そして、そのそれぞれの人の選択がカウントされて、社会システムに対して魔法のような力を発揮します。
それが、選挙というものが持っている不思議な力なのだと思います。
 
ネガティブキャンペーンに嫌悪感を覚えているのなら、できるだけネガティブキャンペーンという手法を使わない候補者に投票すれば良いのだと思います。
ネガティブキャンペーンの手法に嫌悪感を覚えている人が多ければ多いほど、少しずつネガティブキャンペーンが少なくなって行くはずです。
 
選挙で投票に行かない人たちの1つの理由は、その選挙で勝利した候補者と責任を共有したくないからなのかもしれません。
選挙で勝利した候補者が、その候補者に投票した人の意思に反した政治行動をするのを見たくないからなのかもしれません。
もう一つの理由は、選挙で敗北した候補者に投票したことで、敗北感を味わいたくないからなのかもしれません。
 
でも、これらの理由は、両方とも現実のマーケティングを無視しています。
選挙で投票に行かなければ、政治的マーケティングに関係することができないわけですから、政治市場から離れて行くしかありません。
そして、それは、他の誰かが、政治的なマーケティング活動によって心地良い環境を手にすることを意味しているだけなのだと思います。

 

以上、セスゴーディンさんのブログ記事を参考にさせて頂いて、選挙に参加することの重要性についてのエカワ珈琲店の考え方をまとめてみました。

 
【参考】
Seth's Blog/Why vote? The marketing dynamics of apathy