エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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ピーターズ・コーヒーハウス(Peter's Coffee House)

  

   

 

 

中国の公安当局が、軍事情報や国家機密を盗んだ「国際スパイ」の容疑で、中国と北朝鮮の国境付近で喫茶店を営んでいるカナダ人の夫婦を拘留していると、8月5日、新華社通信が報じているとdaly coffee news が伝えています。

 

dailycoffeenews.com

拘留されているのは、夫のケビン・ギャラット(Kevin Garratt)さんと妻のジュリア・ドーン・ギャラット(Julia Dawn Garratt)さん夫妻で、遼寧(Liaoning)省丹東(Dandong)市の北朝鮮国境近くで「ピーターズ・コーヒーハウス(Peter's Coffee House)」という店名の喫茶店を経営しているとのことです。

 

ギャラット夫妻は、1984年頃、キリスト教関係の仕事で中国にやって来て、2008年から、中国と北朝鮮の国境近くの町で喫茶店を経営しています。

喫茶店の窓からは北朝鮮の風景を見ることができるということで、インターネットを通じて外国人観光客に知られるようになって、町の人気観光スポットになっているとのことです。

また、ギャラット夫妻は、北朝鮮からの難民に対する人道支援活動や喫茶店での英語教育活動にも力を注いでいるとのことです。

 

「ピーターズコーヒーハウス」のメニューを見ていると、その昔の、エカワ珈琲店の前身「純喫茶コロナ」時代のメニューを思い出させてくれます。

このメニューなら、外国人観光客や地域住民の人気スポットになるのも納得できるというものです。

 

コーヒーの仕事をしている者なら世界のどの国の人であっても、喫茶店が繁盛するということは、地域の人たちをはじめ、種々雑多な人たちが集う店になるのは当たり前のことだと理解できます。

その繁盛している喫茶店が、たまたま、国境の町で商売していたということなのだと思います。

アメリカやカナダでなら当たり前の商活動が、中国では「スパイ活動」になってしまうのかもしれません。

 

キリスト教関係の仕事で長年、中国に滞在しているということですから、難民への人道支援活動も、当たり前のボランティア活動だったのだと思います。

種々雑多な人たちが集うのが繁盛している喫茶店で、そこに様々な情報が集まって来るのは当たり前というのは、コーヒーの仕事をしている者なら誰でも理解できます。

 

担当のお役人の都合で外国人が営む喫茶店の商活動を「スパイ」とされたのでは、普通の外国人は、中国で働くことも中国に旅行することもできなくなってしまいます。

ということで、ご夫妻が、できるだけ速やかに釈放されることを期待しています。

 

追記/2016年12月22日

ピーターズ・コーヒーハウス(Peter's Coffee House)のサイトは無くなっています。

もしかしたら、閉店したのかもしれません。