エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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昭和35年/1960年頃の個人商店

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

1960年(昭和35年)頃の日本、高度経済成長の前夜で、貧富の差が大きくて、貧乏な人が数多く存在していた時代です。
その時代、貧乏な人がそれなりの自営業を営むのは、資金的な理由からものすごく難しいことでした。


店舗を構えて商売を営めるのは、資金的に余裕のある人たちだけで、特に、商店街で商売を営むとなると、相当な資金が必要になるわけですから、相当な財産を所有する人たちだけの特権でした。
当時の銀行は、財産と保証人が無ければ、商売に必要な資金を融資してくれなかったわけです。
 
商店街で店を構えて、商売を営める人の数が限られていたので、高度経済成長前半の時代、商店街の商店では、店頭に商品を並べて置くだけで飛ぶように売れたわけです。
高度経済成長によって、日本中の勤労者の所得が増え続けていたのですから、当たり前の現象だったのだと思います。
 
大きな貧富の差が存在していて、それが参入障壁となって、商店街の商店が栄えていたのだと理解しています。
当時の日本は、発展途上の低所得の国だったわけです。
 
その後、高度経済成長の進行に伴って、大規模製造業が隆盛を極め、貧乏な人の数が減少して、規模の経済が支配する中所得の国に変っていきました。
 
大量の勤労者が、ほどほどの所得を手に入れるようになって、その部分をターゲットに大手・中堅の流通小売事業者が台頭して来ました。
企業としての小売業と規模の経済、その相性が大変良かったのだと思います。

 

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2007年5月8日記