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マスメディア的マーケティングにさようならを

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

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アメリカの音楽業界、新聞業界、出版業界のマスメディア事業者は、「〇〇賞受賞」、「ランキングに掲載される」、「注目のニュースランキング」、「〇〇万部突破」、「〇〇万枚突破」、「発行部数〇〇万部」、「発行部数世界一」、「イベントの実施」、「キャンペーン活動」など、特定の商品に不特定多数の消費者の注目を集める仕組みを作り出して、商品棚不足という状態を最大限に利用するマーケティングで成功して来た業界なのかもしれません。

 

アメリカの音楽業界、新聞業界、出版業界のマスメディア部分の業界ですが、以前は、ものすごく活気の溢れている業界で、あこがれの業界だったのだと思います。

現在はというと、かつての活気は何処かへ行ってしまって、これらのマスメディア部分の業界で働いている人たちはというと、試行錯誤の状態にあるという話が伝わってきます。

 

ニューヨークタイムズという新聞には、ニューヨークタイムズが取材して編集した記事だけが掲載されています。

音楽のヒットチャートにノミネートされるのは、数十タイトルだけです。

多額の広告宣伝費が投入されてベストセラーランキングにノミネートされている書籍だけが、書店の目立つ棚に並べられています。

 

大衆市場(マスマーケット)に大量生産的な商品を供給して、その大量生産的な商品を効率的に販売するにために、商品棚の不足状態を最大限に利用するというマーケティング手法を採用して成功を収めていたのが、アメリカの新聞業界、音楽業界、出版業界のマスメディアなのかもしれません。

 

しかし、インターネットの普及と発達で、商品棚の不足状態を演出するというマーケティング手法が役に立たなくなってきているのだと思います。

インターネットの世界では、商品棚は無限大に存在していて、その無限大に存在している商品棚に無限大の商品を供給することも可能です。

 

限られた商品棚スペースを占拠して、その商品棚で選別された商品だけを販売して、その選別された限られた商品の中から、消費者がどれかの商品を選択するという消費パターンが、インターネットの普及によって無力化しつつあるのかもしれません。

インターネットの普及と発達によって、それぞれの消費者が、無限大に供給されている商品の中から、それぞれの好みの商品を探し出すという消費パターンの時代が到来しつつあるのかもしれません。

 

アメリカでは、2世代前、あるいは3世代前、風と共に去りぬは、1年間毎晩のように、町の中のどこかの映画館で上映されていたそうです。

40年前、ベストセラー本は、1年間以上、ベストセラーリストに掲載されていたそうです。

 

15年前、ヤフーのフロント広告は、1年先まで埋まっていたそうです。

インターネット広告の主流が、人気サイトのフロントページ広告だった時代のことで、フロントページの広告代金については、バーゲン価格を考慮する必要がなかったのかもしれません。

 

現在(2014年)のインターネット広告の主流は、人気サイトのフロントページ広告ではありません。

書籍を販売するために、巨大書店チェーンのキャッシュレジスターの隣の商品棚を確保する必要もありません。

 

インターネットの普及と発達によって、消費者の選択肢はものすごく豊富になっているのだと思います。

そして、そのことは、選択を欲する消費者にとっては、良いことなのだと思います。

 

新聞業界、音楽業界、出版業界だけでなくて、全ての経済領域において、消費者の消費パターンが変化しつつあるのだと思います。

消費者のマインドが、急速に変化しつつあるのかもしれません。

だとしたら、供給側のマインドも変化する必要があるのだと思います。

 

一昔前、二昔前に通用したマーケティングですが、もう通用しなくなっているのかもしれません。

新しい消費者、新しい消費パターンに適合するマーケティングを模索する必要があるのかもしれません。

 

【ネタ元】