エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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「グローバリゼーション3.0」の時代を牽引するのは、小規模商売(スモールビジネス)なのだと思っています

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

IT技術が進歩して、グローバル化が促進されて、丸い地球がフラットな世界へと変わりつつあります。

その最先端を走るアメリカでは、「大きな企業=強い企業」というスケールの経済は、もう、昔のお話に成りつつあるみたいです。

 

その昔、アメリカの男性たちは、フォーチュン500にリストアップされている企業のCEOになりたいと夢見ていたわけです。

20世紀の世界は、大量生産・大量消費の時代でした。

そして、それは、スケールの経済だけで価値を創造することができた時代でした。

 

 

大量生産による効率的な商品の製造、多数の研究スタッフによる大規模な研究開発、大量のテレビ広告と流通網の拡大、そして、大きな売上高が価値を創造してくれたわけです。

事業規模・企業規模の拡大、イコール、付加価値を生み出す源泉だったわけです。

 

大きな企業だけが、付加価値を作り出していたわけではありません。

大きな飛行機は、大量の荷物や乗客を一度に運ぶことができるので、小さな飛行機と比べると効率が優れていました。

 

大きなビルディングは、土地の有効利用と、大勢のビジネスマン・ビジネスウーマンのコミュニケーションを一箇所にて促進できるという面で、小さなビルディングと比べると非常に効率的でした。

 

大型コンピューターは、一度に大量のデータを処理することが可能です。

会社の事業規模拡大は、起業の目標の一つでした。

事業規模を拡大することができれば、株式市場に株式を公開することができます。

株式を公開すれば、株式市場で多くの資本を集めることができて、その資本を利用して、さらに事業規模を拡大することができます。

 

大手弁護士事務所には、様々な専門分野の弁護士が所属しているので、依頼主にとっては非常に便利な存在でした。

大手の会計事務所も、同じです。

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21世紀、インターネットの普及という、ちょっとした出来事が発生しました。

そして、その出来事によって、「グローバリゼーション3.0」がやって来ました。

 

大企業のエンロンは、大手監査事務所アンデルセンの会計監査を受けていたのですが、破産してしまいました。

テレビ広告は、知ってのとおり、相当な速度で影響力を失いつつあります。

 

大手航空会社のアメリカン・エアラインは、それほど大きくも無い航空会社ジェットブルーによって打ち負かされてしまいました。

たった4人で編集作業をしている「Boing Boing」は、何百人かの社員が編集に従事している「ニューヨーカー」並みにまで成長しています。

 

大型のコンピューターを使わなくても、パソコンを何台か接続運用すれば、大型コンピューター以上の能力を発揮することができます。

グーグルやヤフーを見れば、それが納得できます。

 

ブームボックス(大きなラジカセ)は、小さなアイポッドに取って代わられようとしています。

家庭で大画面のテレビを設置していたとしても、常時、大画面のテレビを使っているわけではありません

 

ラップトップのバソコンを使って、散歩中の公園のベンチからブログ記事を投稿することができます。

数分と5000円で、WiFiと接続することができます。

 

近頃、小規模な会社が大企業よりも多くの利益を出しているという話を、しばしば耳にします。

名前の知られている教会よりも、小さな教会の方が、信者さんとの信頼関係は強固です。

ドアツードアで目的地まで飛行できる小型ジェット機は、大きな飛行場しか使うことのできない大型のジェット機よりも、目的地に早く到着することができます。

 

従業員18名のクレイグズリストは、アメリカの数あるサイトの中で、数番目に多くの訪問者を集めています。

 

資本が無くても、小規模な会社は、お客さんとの強固な関係を構築しています。

それに、小規模な会社は、意思決定をすばやく実行することができます。

小規模な会社は、ビジネスモデルの変化や競争の激化に、すばやく柔軟に対応することができます。

 

資本が無くても、ブログを使えば、簡単に情報発信が可能です。

小規模な会社なら、オーナー自ら、お客さんからのEメールに対応することもできます。

 

小規模な会社でも、製造・出荷・代金の請求・包装などの作業をアウトソーシングすることが可能になっています。

そして、お客さんとの関係強化や商売の構想に、自分たちの能力を集中することができる時代になっています。

 

小規模な法律事務所、小規模な会計事務所、小規模な広告代理店は、アメリカの地方の町で成功しています。

規模が大きくないので、お客さんとの関係がより強くなっているからです。

 

小さなレストランでは、オーナーが、お客さんの名前を呼んで出迎えることができます。

小さなベンチャーファンドは、無理な運用をする必要がありません。

小額の資金を、将来性があると考えられる会社に投資すればよいわけです。

小さな教会の牧師さんなら、病気で入院している信者さんを見舞うことができます。

 

以上、「Seth godin's BLOG/Small is the new big」を参考にさせていただきながら、エカワ珈琲店の個人的な意見もくわえて、このエントリー記事を書いています。

 

現在のアメリカの商環境ですが、日本の一歩先、あるいは数歩先を走っているのだと感じています。

だから、スモールビジネスの話題が、アメリカ発のサイトに溢れているのだと思います。

 

できるだけ速やかに、ここ日本にも、スモールの時代がやって来ることを期待している今日この頃です。
そうでなければ、「グローバリゼーション3.0」の波に乗り遅れてしまうかもしれません。

 

sethgodin.typepad.com