4年前、2011年の4月、アメリカの人たちなら、ほぼ全員が、「レデー・ガガ(Lady Gaga)」を知っていました。
日本人の私でも、「レディー・ガガ」という名前を知っていたわけですから。
当時(2011年)も今(2015年)も、彼女は、音楽の世界で数多くの人たちを魅了しています。
彼女は一貫して、風変わりで奇妙な、そして、過激なパフォーマンスで、「レデー・ガガ(Lady Gaga)」というブランドを築き上げて来ました。
彼女は、数ある競合相手との競争に、どのようにすれば勝ち残ることができるのかを、天才的な感覚で理解しているのだと思います。
ステファニーは、無名のころ、ニューヨークのクラブでピアノを演奏していました。
しかし、そのクラブのお客さんは誰一人として、ピアノを演奏している彼女を注目していません。
ステファニーは、お客さんに無視されていたわけです。
ステファニーは、無視されることを望んでいませんでした。
お客さんに注目されることを、望んでいたわけです。
そこで、彼女は、着ていた服を脱いで、下着姿になって、ピアノの演奏を始めました。
そうすると、クラブのお客さんの誰もが、彼女と彼女のピアノ演奏に注目するようになりました。
今では、誰もが、ステファニーを知っています。
ステファニーは、「レディー・ガガ」という名前で、世界中の人たちから注目を集め続けています。
強力なブランドには、素晴らしいストーリーが必要なのだと思います。
強力なブランドの歴史は、お客さんとの関係で共有できる、素晴らしいストーリーの積み重ねなのだと思います。
「レディー・ガガ」は、間違いなく偉大なブランドです。
「レディー・ガガ」に関係する好意的で様々なストーリーが、数多くの様々な人たちによって語られているわけですから。
以上、ネタ元の「Branding, Lady Gaga and Communicating Your Story」の記事を、エカワ珈琲店流に要約させていただきました。
もしかしたら、ネタ元の記事の趣旨に反した要約になっているかもしれません。
Lady Gaga - Applause (Official) - YouTub