年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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エカワ珈琲店御用達、珈琲(orコーヒービジネス)の参考書

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エカワ珈琲店の店主が珈琲商売を始めた頃(1990年代の初めころ)の話です。

「珈琲」に興味を持って、「珈琲」に関する様々な事柄を調べてみようと思い立ったら、珈琲関係の雑誌や本に依存する割合がものすごく高かったわけです。

 

コーヒー豆自家焙煎の先達たちの著作、珈琲研究家の著作、喫茶店経営に関係する本や雑誌を購入して学習しました。

現在(2018年)は、インターネットという便利なものがあって、それを使って簡単に調べることができます。

でも、ある程度徹底的に学習するとなると、その道の専門家たちが著した専門書や、その道に詳しい編集者たちが制作した専門雑誌が、インターネット時代の現在でも、相当に重宝されるはずです。何といっても、体系的にまとめられているわけですから。

 

エカワ珈琲店の店主が脱サラした1990年前後は、本探しや本の購入は近所の書店に依存していて、珈琲関係の本と言っても、書店で売っている本しか手にすることが無かったわけです。

現在(2018年)はというと、エカワ珈琲店の場合、本探しや本の購入はアマゾンに全面的に依存しています。

 

しかし、アマゾンで購入できる珈琲関係書籍でも、参考にさせて頂いている書籍と、一応、購入して読んでみただけという書籍と、読んでみたいと思わないので購入していない書籍があります。

現時点(2018年10月)で、アマゾンから直接購入できる珈琲関係の書籍で、購入して参考にさせて頂いている珈琲関係書籍は以下とおりです。

 

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス)

 

現時点(2018年10月)で、 珈琲を科学的に解説している書籍(日本語)の中で最も信頼させて頂せいて書籍です。珈琲関係の仕事をされているなら、珈琲に興味を持っているなら、そして、まだ蔵書していないのなら、是非、蔵書して活用する価値がある珈琲本だと思います。

 

スターバックス成功物語

スターバックス成功物語

  • 作者: ハワードシュルツ,ドリー・ジョーンズヤング,Howard Schultz,Dori Jones Yang,小幡照雄,大川修二
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 1998/04/23
  • メディア: 単行本
  • 購入: 12人 クリック: 187回
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 1998年、「スターバックス成功物語」が発行された年に購入して読みました。珈琲ビジネスの成功物語ですから、元気をもらえます。蔵書してから約20年が経過していますが、その間に3回は読んでいます。

 

ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて (角川ソフィア文庫)

ALL ABOUT COFFEE コーヒーのすべて (角川ソフィア文庫)

 

 ユーカーズの「all about coffee」の一部分(歴史の部分)を日本語に翻訳した本ですが、日本語翻訳されている「all about coffee」の中で一番スッキリと納得できる日本語訳になっていると思います。読んでいて、疲れませんでした。

 

コーヒー おいしさの方程式

コーヒー おいしさの方程式

 

書籍で蔵書するなら1620円ですが、Kindle版なら570円です。「コーヒーの科学」登場以前は、珈琲の参考書と言えばこの本だったと思います。今(2018年10月)は「コーヒーの科学」が出版されているので、kindle版購入がおすすめです。 

 

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

 

 珈琲の歴史書です。珈琲関係の本としては異例のロングセラーを続けている書籍です。コーヒーの歴史に興味があるなら、是非、読むべきだと思います。文章が文学的なので、読みやすい本だと思います。

 

The New Rules of Coffee: A Modern Guide for Everyone

The New Rules of Coffee: A Modern Guide for Everyone

 

 最近の珈琲トレンド(特に北米大陸の珈琲トレンド)を簡潔に紹介してくれています。蔵書目的ですから印刷本を購入しましたが、英文ですからKindol版の方が読みやすいかもしれません。