年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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インドネシア マンデリッチ・リントンニフタ G1

マンデリンコーヒーの優良産地として知られるリントンニフタ地区、ドロサングル地区の高品質チェリーを使用し、更に丁寧な選別をかけた、リッチなフレーバーを持つ兼松オリジナルのマンデリンが、「マンデリンリッチ!!」です。

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通常の選別をかけた後にスクリーン18のみを選び出し、その状態で重量選別をかけます。大きさが同じ生豆のうち、軽い豆はここで除かれるため、中身がギュッと詰まった、まさにリッチな生豆のみが残る事になります。

 

また、欠点豆を取り除くためにハンドピックを3回行い、じっくり手間をかけて最後まで品質にこだわっております。

こうして出来た、芳香かつ上品な甘味を伴ったフレーバーを持つ、最高級マンデリン、それが「マンデリッチ」です。

 

買付担当者のコメント
毎年マンデリッチの選定には悩まされ、皆様をお待たせして申し訳ございません。ただ、今年もこれぞ「マンデリッチだ!」と思えるロットにようやく出会えました。

(山岡)

 

マンデリンリッチのコーヒーデータ 

(1)地域 インドネシア  スマトラ島北部 リントンニフタ

(2)規格 マンデリンG-1

(3)業態 小農家

(4)標高 1,300m

(5)収穫期 10月~3月

(6)スクリーン 18

(7)パッキング 60kg麻袋

(8)加工方法 スマトラ式

(9)乾燥方法 スマトラ式

(10)クロップ(収穫)年度 2016/17

 

Qグレーダーのカップ評価【2017.02.23】

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(1)リントンの特徴の1つである酸味がほのかに感じられ良い。口当たりの良いコーヒー。
(2)アーシーさとややホコリ臭さの境が微妙に分かれるところ。それが力強さととらえることもできる。冷めるとやや良さが出る。
(3)ハーブを思わせるアーシーなキャラクター。冷めると酸味に厚みが加わる。

 

エカワ珈琲店で焙煎すると・・・

中煎り向けの雰囲気温度で、20数分~30分近くの時間を使って、中煎りのやや深めの煎り具合に仕上げています。

1はぜが終了して、2ハゼが始まるまでの時間の4分の3くらいで焙煎を終了しています。

コクを感じることができて、ほろ苦さと風味を感じる、雑味の無い後味の良いコーヒーを淹れて頂けると思います。