読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
 
Yahoo!ショッピング  ロハコ  アマゾン  楽天市場   ノート(有料記事)  エカワ珈琲店  
 

日本の喫茶店とアメリカの喫茶店

以前(2010年頃)、日本の喫茶店は衰退を続けていて、アメリカの喫茶店は活況を呈しているのは何故なのだろうかと考えたことがあります。

そして、日本の喫茶店とアメリカの喫茶店の商圏の違いが、その最大の理由に違いないとする結論を出した記憶があります。

 

日本の喫茶店がものすごく元気だった1980年頃、日本の喫茶店の商圏人口は800人といわれていました。

2010年頃のアメリカで活況を呈していた喫茶店の商圏人口は、1万人だとされていました。

 

   

  

東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴

東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴

 

 

昭和の時代、コーヒーといえば、喫茶店だけで売っている高級な飲み物でした。

だけど、商圏人口800人の市場で、コーヒー中心の商売が成り立つはずがありません。

喫茶店が飲食コンビニエンス化することで、商圏人口800人でも商売が成り立っていたのだと思います。

 

利益率が高くて手間隙かけずに提供できるのがコーヒードリンクですが、食事メニューだと利益率が悪くなります。手間暇も必要になります。

そして、1990年頃ともなると、コーヒーは、職場でも、家庭でも、飲食店でも、どこででも、低価格で、あるいは、無料で飲める普通の飲料になっていました。

 

ファーストフードチェーン、ファミリーレストランチェーン、コンビニエンスストアーチェーンと、大手飲食チェーンが、商圏人口800人の喫茶店のライバルとして登場して来ていました。

オフィスコーヒーサービスが登場して、職場で気安くコーヒーを楽しめるようになりました。

 

コーヒーを取り巻く環境が変化しているのに、商圏人口800人の商売を営んでいるから、喫茶店が衰退していったのだとエカワ珈琲店は考えています。

もしかしたら、ここ日本でも、喫茶店の商圏人口は、アメリカと同じくらいの1万人なのかもしれません。

 

アメリカの喫茶店市場ですが、家庭や職場だけでなくて、至る所で、誰もが低価格か無料のコーヒーを飲むのが当たり前の環境のもと、成長してきたのだと思います。

そのような環境のもとで喫茶店商売が成り立つ条件が、商圏人口1万人なのかもしれません。

 

1996年、スターバックスが日本の喫茶店市場に登場してきました。

そして、僅か数年で、日本の喫茶店市場を席巻してしまいました。

日本の喫茶店の大半は商圏人口800人の商売を営んでいたので、商圏人口1万人の喫茶店市場は無風状態にあったのだと思います。

 

商圏人口800人の喫茶店市場は、これからも衰退を続けて行く可能性が高いと思いますが、商圏人口1万人の喫茶店市場は、アメリカの喫茶店市場を観察していると、まだまだ成長する可能性があるように思います。

2015年の日本では、商圏人口1万人の独立系喫茶店が、少しずつですが、増加しつつあるようです。

 

www.ekawacoffee.jp