年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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International Coffee Day (国際コーヒーの日、国際コーヒーデー)の意義は、基本的人権について考える事にあり

45のコーヒー生豆輸出国と、30のコーヒー生豆輸入国が加盟している国際コーヒー機関(ICO/本部ロンドン)は、2015年から、毎年10月1日を「国際コーヒーの日」と定めてイベントを実施しています。

国際コーヒーデーは、コーヒー豆に依存して生活している何百万もの農家を支援する機会にもなっています。

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 国際コーヒーデー(国際コーヒーの日)が重要な理由

コーヒー生豆の大半は、小規模な農家によって生産されていて、コーヒー豆の生産に従事する農民は、貧困や健康被害の恐怖と向き合っています。

国際コーヒー機関が毎年10月1日を「国際コーヒーの日」と定めた意義は、コーヒー豆生産従事者の劣悪な作業環境と貧困という、基本的人権に関わる問題点をクローズアップすることにあるとも言われています。

 

コーヒー豆生産の歴史は、植民地主義の歴史

コーヒー、スパイス、砂糖、カカオなどの食品は、植民地主義の歴史の中での重要な国際貿易商品で、植民地の人たちを強制的(or半強制的)に商品農産物の生産に従事させることで、宗主国は莫大な収入を手に入れることができました。

世界的な貿易農産物であるコーヒー豆を生み出すコーヒーノキの栽培が、植民地の従来の地域農業に大きな変化をもたらして、植民地の人々の生活をも大きく変えてしまいました。

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10月1日は数多くの行事が開催される日ですが

10月1日は、「国際高齢者デー」を始め、数多くの行事が開催される日です。

ですから、新規参入の「国際コーヒーの日」は埋没してしまうという懸念もあると思いますが、国際コーヒー機関(ICO)には、75か国のコーヒー関係機関が加入しているわけで、それらのコーヒー関係機関が、10月1日に、一斉に「コーヒー生産者の抱える問題点を考える」ことは、相当にインパクトを持つ行事になると思います。

ちなみに、国連は、10月1日を国際高齢者デーでと定めています。

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デイリィーコーヒーニュースのコラム記事

International Coffee Day (国際コーヒーの日)を10月1日に決定するについては、日本のコーヒー関係機関や関係者も、相当な努力をしたと伝えられています。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、2015年10月1日の「国際コーヒーの日」に全く興味を持っていなかったわけですが、コーヒー生豆の持続的な生産と生産従事者の基本的人権について考える切っ掛けとなる重要な日だとするデイリーコーヒーニュースのコラム記事を読んで、「国際コーヒーの日or国際コーヒーデー」に対する見方を改めることにしました。 

 

基本的人権・平和主義と日本国憲法

日本国憲法の最も重要な部分は「基本的人権」と「平和主義」だと、年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

日本国憲法で「基本的人権」が保障されているので自由を満喫できて、「平和主義」が唱えられていて軍隊が存在しないので徴兵制度が存在しません。

その昔、脱ラ前に年老いた珈琲豆焙煎屋が勤務していた職場では、法律知識や業務知識のレベルを検定する「昇任試験制度」があって、その「昇任試験」を受験するのに必要だということで、日本のすべての法令の基本となっている、憲法前文と1条~99条までを丸暗記していた時期があります。(70歳になっている2021年の現在でも、ある程度は覚えています) 

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筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)のコーヒー豆焙煎の経験談です。もしかしたら、参考にして頂けるかもしれません。

 

コーヒー豆自家焙煎店商売歴30数年の筆者が語る、コーヒー豆自家焙煎店商売の体験談と、コーヒー豆自家焙煎店の仕事について記しています。体験談のほとんどは失敗経験に基づいているので、ワクワクしてもらえませんが、安心を感じてもらえると思っています。

 

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)のコーヒー豆焙煎学習帳の中から、幾つかのテーマを抜粋して収録しています。筆者の、コーヒー豆焙煎に関する技術・経験・知識の断片集です。