エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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和歌山市の商業施設とイオンモール和歌山

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和歌山市と大阪府泉南郡岬町の境界付近、和歌山大学が立地するふじと台に、巨大なショッピングモール「イオンモール和歌山」がオープンして、来年の3月で満2年になります。

 

最新の商業地理論に基づいて造られたイオンモール和歌山は、和歌山市内の全ての商業施設に相当な影響を与えていて、その影響力が日増しに強まっているように感じられます。

その影響力は、和歌山市の玄関口、JR西日本の和歌山駅前に立地する百貨店にまで及んでいて、客数の減少に悩まされているという話が伝わってきます。

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(Wikipediaより引用させて頂きました)

   

  

JR西日本の和歌山駅前に立地する百貨店でさえ影響を受けているのだとすると、和歌山市内のほとんどの商業施設が、イオンモール和歌山の登場によって何らかの影響を受けている可能性があります。

 

和歌山市では、一家に一台~二台のマイカー保有は当たり前で、3台以上のマイカーを保有している家庭も数多く存在しています。

地方の町はすべてそうなのだと思うのですが、和歌山市も完全な車社会になっています。

 

働き盛りの消費意欲旺盛な消費者は、マイカーでの買い物は当たり前で、和歌山市の各商業施設は、その働き盛りの消費意欲旺盛な消費者を取り合っているのだと思います。

人口が徐々に減少していて、人口に占める高齢者の割合が急上昇しているのが和歌山市ですから、働き盛りの消費意欲旺盛な消費者数は、横ばいか減少傾向にあると想像しています。

 

ということで、働き盛りの消費意欲旺盛な消費者の争奪戦で、和歌山と大阪の境目に立地するイオンモール和歌山が優位に立っているようです。

平均的な消費者に平均的な商品を提供する商売は、相当に難しい商売になって来ているのだと思います。

 

この傾向は、少子高齢化と人口減少が進行している日本だけでなくて、人口増加が続いているアメリカでも同じのようですから、先進経済国全体で発生している状況なのかもしれません。

 

小規模零細事業者が、平均的な商品を平均的な消費者に提供する商売を営むのは、大都会では、まだ可能なのかもしれませんが、地方の町では、まず無理なのだと思います。

かつて繁栄を謳歌していた商店街や、地方の町の中心ビジネス街における飲食業や商業の衰退を見れば、一目瞭然です。

 

もしかしたら、先進経済国の消費現象は、都会で発生して地方の町に波及して行くという構図から、地方の町で発生して都会に波及して行くという構図に変わりつつあるのかもしれません。

21世紀における都会の消費現象は、それぞれの地方の町の消費現象を一か所に集積した形になって行くのかもしれません。

 

だとしたら、都会の現象を地方の町に持ってくるという手法は、地方の町の衰退を加速させる可能性があるのだと思います。

都会を地方に連れて来る再開発が、ことごとく失敗しているのも、それが関係しているのかも知れないと考えているエカワ珈琲店の今日この頃です。