Yahoo!ショッピング  ロハコ  アマゾン  楽天市場   ノート(有料記事)  エカワ珈琲店  
 

喫茶店・レストランへの業務卸から始まる日本の新しいコーヒーの波

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

30年近く前、コーヒー豆の自家焙煎ブームが発生していて、コーヒー豆の自家焙煎店が日本各地に登場していました。

そのブームに便乗して、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に衣替えしたのがエカワ珈琲店です。

 

 

そのコーヒー豆自家焙煎ブームで登場したコーヒー豆自家焙煎店は、大手・中堅コーヒー企業の基盤を脅かすことは出来なかったのですが、家庭でのコーヒー消費量増加に依存することで、細々と、そして徐々に、店舗数を増やし続けています。

一部のコーヒー豆自家焙煎店は、相当な成功を収めたわけですが、エカワ珈琲店などは、何とか生活の糧を得るのがやっとの状態が続いています。

 

1996年、アメリカのコーヒー消費市場を席巻しつつあったスターバックスコーヒーが、日本のコーヒー消費市場に参入して来ました。

日本中にスターバックス現象が吹き荒れて、老いも若きもスターバックスでコーヒーを楽しむようになって、日本でのエスプレッソコーヒーの認知度が急上昇しました。

 

アメリカでの話なのですが、21世紀に入ると、スターバックスコーヒーに触発された小規模なコーヒー焙煎会社が、それぞれの拠点とする地域で、「コーヒー第3の波」と呼ばれる活発な事業展開を開始しました。

スターバックスコーヒーやカリブーコーヒーなど、「コーヒー第2の波」勢力の開拓した市場が存在していたので、その市場の先端部分を取り込むことで「コーヒー第3の波」は急拡大して行きます。

 

2015年、「コーヒー第3の波」系コーヒー企業のブルーボトルコーヒーが、日本のコーヒー消費市場に参入して来ました。

ブルーボトルコーヒーの幹部は、日本でビジネスを展開できるのは、スターバックスコーヒーが日本で開拓したコーヒー文化が存在しているからだと語っています。

 

そして今、日本でも、新しいコーヒー文化が始まりつつあるのだと思います。

コーヒー豆自家焙煎歴20数年の経験から、30年前はブームだったけれども、今回は文化だと感じています。

ロースタリーカフェを開業した30代前半の若き経営者や、ロースタリーカフェに興味を持つ20代、30代の若い人たちと交流していると、その事を肌で感じることができます。

 

エカワ珈琲店は、コーヒー豆自家焙煎歴20数年の経験を持つ焙煎屋ですから、喫茶店やレストラン相手の業務卸については、気持ちの良い経験よりも、嫌な経験の方を相当に多く持っています。

ですから、喫茶店やレストラン相手の業務卸にアプローチするのはご法度だと思っていたのですが、最近、考え方が変わってきました。

 

新しいコーヒー文化の影響なのだと思うのですが、喫茶店やレストラン、食品スーパーやホテル側の、コーヒー豆自家焙煎店を見る目が変わって来ているのだと思います。

平均的な商品を売るのが大変難しい時代になっているのですから、少量生産・少量消費の付加価値の取れる商品に興味を持つのは、勉強熱心な経営者や担当者なら当然のことだと思います。

 

f:id:ekawa:20151119180112j:plain

 

それだけ、競争の厳しい時代になって来ているのだと思います。

平均的な商品の需要が大きい消費市場では、コーヒー豆自家焙煎店が大手・中堅コーヒー企業に太刀打ちできるはずがありません。

でも、少量生産・少量消費の需要が大きい市場では、反対に、大手・中堅コーヒー企業よりも、コーヒー豆自家焙煎店の方が細やかな対応ができます。

 

エカワ珈琲店の始まりは、地域密着型の自家焙煎コーヒー豆小売専門店ですが、それは10数年以上も前のことで、現在(2015年)は、その地域密着部分での需要が壊滅状態になっています。

この10数年の間、何回も何回も、エカワ珈琲店の地域密着需要崩壊の原因となっている障害物を取り除こうと頑張ったのですが、無駄に終わった経験を持っています。

 

何年か前までは、喫茶店やレストラン、食品スーパーやホテル向け業務卸についても、相当に大きな障害物が存在していたのですが、その障害物が取り除かれつつあります。

もう少しすれば、エカワ珈琲店の地域密着需要崩壊の原因となっている障害物についても、取り除かれる時期がくるかもしれません。

 

ということで、エカワ珈琲店は、地域密着需要崩壊の原因となっている障害物を取り除くことは断念して、一番障害物が少ない喫茶店やレストラン、食品スーパーやホテル向け業務卸で頑張ってみようと考えています。

アメリカの「コーヒー第3の波」も、レストランやコーヒーショップ、高級食料品店やホテルに焙煎コーヒー豆を卸すことで急拡大して行ったわけですから。