年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

自家焙煎コーヒー豆を売るにはマーケティング活動が不可欠

2000年代中頃、個人情報保護法が制定されてから、ほとんど積極的な宣伝活動をしなくなりました。

法律が出来るまでは顧客名簿を作成して、年賀状・暑中見舞い、年に2回くらい案内ダイレクトを送付するなどの販促活動をしていたのですが、法律が制定されてからは顧客名簿を破棄してしまって、その手の販促活動を取りやめました。

その結果、どうなったかと言うと、毎年・毎年、自家焙煎コーヒー豆の販売量と売上げが減って行って、大体15年間で自家焙煎コーヒー豆の販売量は3分の1以下に、売上は半分以下にまで減少しました。

自家焙煎コーヒー豆販売量の減少幅に比べて売上の減少幅が小さいのは、販売する自家焙煎コーヒー豆の価格を少しずつ値上げさせてもらって来たからです。

 

販促活動を取りやめてからの15年間、何をしていたのかと言うと、コーヒー豆焙煎の学習に熱中していました。

コーヒー豆焙煎については、まだまだ理解できない事だらけですが、一応基礎的な部分については理解できるようになっていて、他の誰かにコーヒー豆焙煎の基本的な考え方を説明できるくらいの技術・知識・経験は身に着けているつもりです。

コーヒー豆焙煎についてはある程度満足感を覚えるようになって来ているので、2019年から、再び、宣伝販促活動に精力を注ぎ始めています。

 

30年前、脱サラを決行して自家焙煎コーヒー豆小売専門店の仕事に就いた頃は、コーヒー豆焙煎の技術・知識を身に着ける事よりも、自家焙煎コーヒー豆を売るという商売に熱中していました。

その甲斐あって、1990年代の後半、コンスタントに月間400kgの自家焙煎コーヒー豆を売り捌く自家焙煎コーヒー豆小売店になっていました。

脱サラ後の1990年代、予期せぬ出来事に2度ほど遭遇して開店休業状態になった事があるにも関わらずにです。

 

当時のエカワ珈琲店が販売していた自家焙煎コーヒー豆は、2021年のエカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆品質と比べものにならないくらい劣っていて、取り柄は「煎りたて新鮮」と「価格の安さ」だけだったわけですが、それでも販促活動を継続していればそれくらいの繁盛店にはなれました。

そんなこんなの30年間に渡る自家焙煎コーヒー豆小売経験から、エカワ珈琲店の店主である年老いた珈琲豆焙煎屋は、品質だけで自家焙煎コーヒー豆を売るのは難しいと思っています。

 

例え吹けば飛ぶような零細生業パパママ経営のコーヒー豆自家焙煎店であっても、自家焙煎コーヒー豆を売るためのマーケティングの実践は必要不可欠だと思っています。

自家焙煎コーヒー豆が売れなくては、自家焙煎コーヒー豆をお客さんに買ってもらえなければ、商売を続けることができません。

年老いた珈琲豆焙煎屋は70歳になっているのですが、最近(2021年)、コーヒー豆自家焙煎店商売に熱中して、一時的繁盛を経験した1990年代後半頃の商売で感じた満足感をもう一度味わいたいと思い始めています。

 

3年くらい前から神経痛に悩まされていて、朝から晩まで働くことはもう不可能になっていますが、それでも1日に数時間くらいなら働けます。

それくらい働ければ、商売が少しぐらい繁盛しても夫婦2人で何とか頑張れると思っています。

20年以上前、1990年代後半の一時期に体験した商売の満足感をもう一度体験するは今しか無いとも思っています。

 

何といっても、現在(2021年)のエカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆品質は、20数年前とは比較にならないくらい向上しているわけですから、あれやこれやと販促活動を繰り出して行けば、ある程度の繁盛を手にするのはそれほど難しく無いと考えています。

販促活動の一つの手段として、近々、定期的にニュースレターを発行してお客さんに配布するつもりです。

ちなみに、今でも、パンフレットを幾つか作成して、店や通信販売のお客さん、それにまだ見ぬお客さんに配布していて、ある程度の販促効果を得ています。

 

www.ekawacoffee.work

エカワ珈琲店は、パンフレットの作成・印刷をラクスルに依存しています。

20数年前には考えられなかった出来事ですが、ラクスルを利用すれば、簡単に少部数(1回の注文で100部~300部くらい)のパンフレットを低価格で作成できます。

作成の顛末については、上のリンク先記事「ラクスルを利用する焙煎コーヒー豆販促チラシ作成顛末記」をご覧ください。

現在のところ、「自家焙煎コーヒー豆の保存方法」と「自家焙煎コーヒー豆のメニュー」と「エカワ珈琲店流ハンドドリップコーヒーの淹れ方」のパンフレットなどを作成しています。

 

なお、ラクスルを使って印刷物を作成してみようと思うなら、下のリンク先ページ記事経由でラクスルのサイトを訪問して頂ければ幸いです。

www.ekawacoffee.xyz

 

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