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絶滅危惧種の商売と独立系飲食店(レストラン)の商売と

自営業を営むのなら、零細生業のままでも長期間(できれば生涯)に渡って、その商売で食べて行けることが鉄則で、その部分をクリアーしていれば、それにプラスして、成長が期待できる商売なら、最高の商売なのだと思います。

そうでなければ、その商売にエントリーする人が無くなってしまうわけですから、絶滅危惧種の商売になってしまいます。

 

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失恋レストラン

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 1970年代の中頃だったと思います。清水健太郎が歌っていた「失恋レストラン」よく聞いていました。

 

コーヒー豆自家焙煎店の商売はどうかというと、エカワ珈琲店は、零細生業のまま、過去20数年間に渡って商売を営んでいて、何とか食べて行けています。

エカワ珈琲店は零細生業ですが、成長を続けているコーヒー豆自家焙煎店も数多く存在しています。

 

そして、コーヒー豆自家焙煎店にエントリーする人が、最近、特に多くなって来ています。

ですから、コーヒー豆自家焙煎店は、絶滅危惧種の商売ではありません。

 

アメリカでのレストラン市場占有率ですが、1970年代、その85%は、独立系レストランの店舗で占められていたそうですが、2010年代になると、その比率が半分以下になっていて、チェーン系レストラン優位の状況になっているようです。

 

全国チェーンの飲食店と同じ品質、同じ価格、そして、同じ消費者をターゲットとする独立系レストランについては、滅亡の危機に瀕しているのがアメリカのレストラン業界のようです。

ファーストフードレストランだけでなくて、近年のカジュアルレストラン隆盛の影響も大きいようです。

 

全国チェーンの飲食店(レストラン)は、豊富な資金を持っていて、マーケティング戦略が完成していて、オペレーションシステムの開発力にも優れていて、消費者の需要をいち早く察知する能力にも優れています。

それでは、アメリカの独立系レストラン(小規模なレストラン)が絶滅危惧種の商売かというと、「決してそうではない」とする意見が数多く存在しています。

 

それらの意見を簡単にまとめてみると、優良な独立系レストランの良質な料理とフレンドリーなサービスは、全国チェーンの飲食店に対して、価格以上の競争力を持っていて、「おもてなしの経営」という理念が、全国系飲食チェーンの猛攻撃に対抗する独立系レストランの最大の武器だということです。

 

アメリカの喫茶店市場については、完全に喫茶店チェーン店舗の優位が確立されていて、喫茶店チェーンの店舗に対抗できる独立店舗は、コーヒー豆自家焙煎の喫茶店だけという状況になっているようです。

日本の喫茶店市場も、その方向に向かいつつあるようです。

 

ということで、遅かれ早かれ、日本のレストラン市場も、アメリカのレストラン市場と同じような状況になって行くのだと思います。

日本の独立系レストランも、見本が存在するわけですから、アメリカで生き残っている独立系レストランのマーケティングを研究しておく必要があるのかもしれません。