エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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地方の町の不動産デフレ

  

   

 

 

「地価公示 不動産デフレが止まらない」(2010年3月22日)

国土交通省が発表した2010年1月1日時点の公示地価ですが、全国の住宅地で4.2%、商業地で6.1%、それぞれ2009年に比べて下落して、2年連続のマイナスを記録したということです。

国土交通省曰く、地価下落の原因は「需要不足」につきるとのことですが、本当にその通りだと思います。

 

 

少子高齢化の社会で、30代・子供2人の夫婦が、旦那の親が住んでいる家、妻の親が住んでいる家、妻の祖母が住んでいる家、それに自分たちが現在住んでいる旦那の祖父と祖母が残してくれた家と、実質的に自分たちの家が4つもあったりするのですから、新たに土地・建物を購入する必要など無い世帯が増えているのだと思います。

 

和歌山市では、もう20年近くも地価が下がり続けています。

和歌山市内の住宅地には、いたるところに空き家が点在しています。

売り家の看板もいたるところで目に付くのですが、いつまでたっても売り家のままです。

和歌山市内のテナントビルですが、テナント募集の看板を貼っているビルがいたるところにあって、そのような状況をみていると、空き室率は50%くらいあるのではと思ってしまいます。

 

和歌山市では間違いなく不動産需要が不足していて、近い将来に需要不足が解消されるとは、どうしても考えることができません。

インターネットや宅配便が普及して、需要地に大きな店舗や事務所を構えなくても、それなりに事業を営める環境ができつつあるわけで、それに事業の生産性などを考慮するなら、地方のテナント需要が増加するとは、どうしても考えることができません。

 

和歌山市内の不動産価格ですが、上昇に転じることなど、社会全体がインフレにでもならない限り有り得ないことだとエカワ珈琲店は考えています。

3大都市圏の公示地価と比べて、和歌山市の公示地価はまだまだ高すぎる可能性があります。

和歌山市内の不動産の実勢地価ですが、公示されている地価よりも、もっともっと低価格になっているように感じられます。

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ここまでが、2010年3月22日、「エカワ珈琲店の出来事」に投稿した記事の再掲です。

 

 

2020年マンション大崩壊 (文春新書)

2020年マンション大崩壊 (文春新書)

 

 【参考までに】

 どちらも、読んだことがありません。しかし、地方の町の中古マンションについては、価格が急速に下落しているのが、エカワ珈琲店の店舗に来店してくれるお客さんとの会話から実感できています。

お正月休みに読んでみようかと考えている本です。

限界マンション ―次に来る空き家問題

限界マンション ―次に来る空き家問題

 

 

2015年、エカワ珈琲店の立地する和歌山城周辺地域については、この5年ほどて相当に様変わりしています。

空き家や古いテナントビルなどは解体されて、そこが時間貸しの駐車場になっています。

あるいは、新しい家が新築されて若い人たちの人口が増えています。

 

エカワ珈琲店周辺の土地価格は、1970年頃の水準にまで下がっているのだと思います。

和歌山市全体でも、不動産価格は下がり続けていて、不動産広告に目を通すと、相当に低価格の中古住宅物件が幾つも掲載されています。

 

現在の和歌山市の人口ですが、人口に占める年齢構成は異なっているのだと思うのですが、1970年頃と同じぐらいなのだと思います。

そして、エカワ珈琲店周辺地域の土地価格も、1970年頃の水準まで下がっています。

 

和歌山市の人口は減少傾向にあるのだと思うのですが、和歌山市の都市基盤の充実程度を考えると、それほど減少するとは考えられません。

ということで、エカワ珈琲店周辺の土地価格の下落も、このくらいまでだろうと考えています。

 

 有り得ないことだと思うのですが、和歌山市の人口が、現在の半分ぐらいに減少したとしても、和歌山市の住民一人一人か、現在の2倍の土地を利用できるようになるわけで、それほど深刻な問題では無いのだと考えています。