「TaskRabbit」をインターネット検索で調べると、インターネット経由で、ちょっとした仕事を他のユーザー(身元確認、審査ずみ)に少額の料金ですぐに頼めるサービスという説明が見つかります。
家具を組み立てるとか、買い物に行き難い人たちの代わりに食料品を買い出しに行くとか、少しだけ面倒な仕事をアウトソーシングできるインターネットサービスのようです。
少しだけ上手に、少しだけ安上がりに、少しだけ便利にという需要をターゲットとするアイデアは、素晴らしいアイデアなのだと思います。
しかし、「TaskRabbit」の仕事は、時間給で働く仕事ですから、一般的に、誰もが参入可能な仕事なのだと思います。
歯車の歯と同じで、取り換え可能な仕事で、フリーランスの人たちが専業として働くのでは無くて、副業として働くためのアルバイト的な仕事なのだと思います。

- 作者: セス・ゴーディン,勝間和代
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(エカワ珈琲店のコメント)
「トライブ、新しい組織の未来形」は、3年前にアマゾンで購入して読んでいます。
「型を破る人の時代」は未購入ですが、近々、購入するつもりです。
セスゴーディンさんの著作の日本語版については、原則、すべて購入するつもりです。
何といっても、セス・ゴーディンさんのブログ記事に大変お世話になっているわけですから。

「型を破る人」の時代: “ズバ抜けた結果”を出せる人は、何をしているか (単行本)
- 作者: セスゴーディン,Seth Godin,神田昌典
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零細生業パパママ経営の自営業者やフリーランスの働き方には、「TaskRabbit」的な時間給で働く働き方と、独特で専門的なスキルや技術・知識を駆使して働くプロフェショナルな働き方があって、そのどちらかでなければ生き残れ無い時代になっているのだと思います。
ちなみに、零細生業パパママ店であるエカワ珈琲店ですが、『自家焙煎コーヒー豆』の仕事については、常にプロフェショナルでありたいと考えています。
そして、十分にその資格を持っていると自負しています。
エカワ珈琲店の考える、プロフェショナルな自営業者・フリーランスであるための3+1=4つの方法です。(セスゴーディンさんからの受け売りです)
(1)お客さんは、自分たちの持っている問題・欲望を解決するためにお金を使うのだと思います。
(2)ですから、解決すべき問題・欲望を持っているお客さんに、エカワ珈琲店の仕事能力を納得・了解してもらう必要があります。
(3)エカワ珈琲店がお客さんに提供する仕事は、スキル、サービス、物語、資源、技術、知識などです。
(プラス1)その結果として、エカワ珈琲店を利用したお客さんが、プロフェショナルな仕事を求めている他の誰かにエカワ珈琲店を紹介してくれるかもしれません。
何といっても、プロフェショナルの仕事は、簡単に代替ができないわけですから。
ということで、エカワ珈琲店は、「TaskRabbit」的なビジネスでは無くて、ユニークな仕事をするプロフェショナルのビジネスを営みたいと考えています。
ですから、プロフェショナルな仕事を求めているお客さんを見つける必要があります。
そして、そのためには、「プラス1」要素の重要性が高くなって来るのだと考えています。