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中途半端な貧乏人

思いつくままに

今、エカワ珈琲店の店主が一番大事にしているのが、自分自身の健康です。

健康であれば、働くことができます。

働くことができるならば、私の年齢が年齢ですから、何とか食べて行く術を身につけています。それが、人生経験というものです。

野獣死すべし(新潮文庫)

野獣死すべし(新潮文庫)

 

現在(2017年)65歳の管理人が、20歳前後のころ読んでいます。新潮文庫だったかどうか、記憶が定かでありません。 

 

しかし、健康に問題があれば、一所懸命に働くことができません。

まったく働けなければ、生活保護など、社会福祉制度の恩恵も受けられますが、中途半端に働くことが出きれば、その恩恵を受けることができません。

 

自分が健康であっても、家族が健康でなければ介護が必要になるので、思うように働くことができません。

収入は減るけれども、支払いは変りません。それどころか、お金に羽が生えて飛んで行ってしまいます。

 

そして、家族の介護が必要だからと言って、公租公課、たとえば、固定資産税などが免除されるわけでもありません。もちろん、健康保険税も免除されるわけではなくて、健康保険税を滞納すれば、健康保険証を取り上げられてしまいます。

そして、健康保険証がなければ、病気の治療に不都合が生じることになります。

 

日本の社会福祉制度は、完全に困窮していて、組織などに守られている人には、有効に働きます。

しかし、組織の後ろ盾がなくて、中途半端に困窮している人には、まったく無力です。

中途半端に困窮するということは、踏んだり蹴ったりの状態を意味するのだと思います。

おそらく、日本の社会福祉制度が、全ての国民に公平・公正となっていないのだと思います。

 

エカワ珈琲店の店主は中途半端な貧乏人の状態を経験した時期もあるのですが、行政の情の無さをイヤというほど実感したものです。

行政組織をはじめ組織というものは、相手が組織・団体なら、それ相当に対応してくれるのですが、中途半端な貧乏人の個人相手なら、情の無い対応をする傾向が強いのだと思います。

 

人間には、運・不運があって、中途半端な貧乏人は、不運が続いているだけだと考えることにしていました。

人生も、マージャンと同じで、運の無いときには、うずくまって不運が通りすぎるのを待つしか無い、近頃は、そう考えるようにしています。

最近、ほんの少しだけですが、我が家にも運が戻って来ているのを感じることができます。

本格的な「運」がやって来てくれたなら、一生手放すつもりはありません。