エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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自営業者(個人事業主)が増えれば、中小企業が増加します。そうすれば・・・・・。

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

一般的に、町工場や個人商店・個人事務所といった自営業(個人事業主)者が、その事業規模を拡大して中小企業に発展して行くわけです。

大手・中堅企業の子会社やファンドの投資を受けて事業を展開するベンチャー企業などは、例外的な中小企業なのだと思います。

ですから、自営業者の数が少なければ、中小企業に成長できる事業者数も少なくなります。

 

現在の日本ですが、自営業者の数は減少を続けていて、自営業者として起業しようとする人も少なくなっています。

ですから、中小企業の数も減少を続けているのだと思います。

 

社員数100人規模の中小企業が町に存在するのと、従業員数100人の大企業・中堅企業の工場が町に存在するのとでは、どちらが町に対する貢献度が大きいかというと、中小企業の方が数段貢献度が高くなるはずです。

 

町に与える経済的効果・社会的効果は、地元の中小企業の方が数段勝っているのだと思います。

ということは、莫大な予算を計上して大企業・中堅企業の工場誘致を模索するよりも、地元に数多くの中小企業を作り出す努力をする方が、絶対に合理的なはずです。

アメリカの地方公共団体は、公共調達を利用して地元の商工業者を育てる競争をしているという話を何かで読んだことがあります。

 

中小企業を作り出すのには、大企業・中堅企業の工場を誘致するのに必要な大金はいりません。自営業者の数を増やす努力をすればよいだけなのだと思います。

1960年代・1970年代と、日本の国の経済が成長を続けていた頃、中産階級の中核だったのが自営業者(個人事業主)です。

それが、21世紀の現在、自営業者(個人事業主)といえば、貧乏の代名詞になってしまっています。

 

1970年代とは社会・経済状況が変ってしまっているのに、自営業者(個人事業主)を取り巻く政治・行政の対応や公的な社会制度が、30数年前のままか、それよりも悪化しているのだと思います。

だから、自営業者の数や自営業者として起業する人の数が減少を続けているのだと思います。

 

現在(2016年)の起業環境ですが、自営業者の数を増加させるのに金融面でのバックアップを、それほど必要としていません。

多額の資金を必要とする事業は、個人資本での起業に向いていないと思います。

 

エカワ珈琲店の店主のこれまでの体験から、現在の自営業者に必要なのは、自営業者向けの新しい社会的な優遇制度なのだと思います。

起業のリスクを相殺できるだけの、社会的な優遇制度が必要なのだと思います。

 

例えば、収入(売上)の80%を経費と認定して、残りの20%の収入(売上)に課税するというような付加価値の高い商売をしている自営業者(個人事業主)向けの税制を導入するとか、年商5000万円未満の自営業者(個人事業主)には消費税の徴収義務を免除するとか・・・・・。

 

国の経済が好調に推移しているアメリカですが、その力の源泉は、次から次へと登場してくるスモールビジネスなのだと思います。

現在のアメリカ経済を支えているのは、中小零細の事業者なのだと思います。

 

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