何年か前、当時ベストセラーになっていた光文社新書『さおだけ屋はなぜ潰れないの』という本を読みました。
潰れない理由ですが、簡単でした。
さお竹屋は、その商売だけで生活しているのではなくて、他にも仕事を持っているからでした。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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『さおだけ屋はなぜ潰れないの』には閑そうなレストランの話も載っていて、何故、そのレストランが営業を続けられるのかというと、副業(複業)の料理教室で稼いでいるからだと書いています。
同じ頃、朝日新聞新書の『ヒューマン2.0』という本も読みました。
シリコンバレーの高収入のフリーランス(個人事業者)でも、いつ失業するかもしれないということで、副業(複業)を持っている人が多いと書いてありました。
「エカワ珈琲店のブログ」内の複業に関する記事
フリーランスの花形職業でもある芸能人、昭和30年代の有名な役者さんや歌い手さんには、副業(複業)を営んでいた人が数多くいたそうです。
理由は、役者や歌い手の仕事が来なくなった時に備えて、ということでした。
国土の狭い日本でフリーランス(個人事業者)の代表といえば、個人商店や個人工場の経営者だとエカワ珈琲店は考えています。
昔なら、その道を極めれば、食べるに困ることが無かったわけですが、時代が変わってしまいました。
現在(2010年代)のフリーランスは、2つ以上の仕事を持っていなければ、浮き沈みに対応できないのではと、最近、考えるようになってきました。
何はともあれ、フリーランス(個人事業者)というものは、最先端の今風の職業なのですから、今風の生活スタイルに挑戦する必要があるのかもしれません。
参考までに・・・
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エカワ珈琲店の複業の一つです。