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エカワ珈琲店の後悔/生業商売には借金は似合わない

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

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2001年、毎月5万円ずつ返済していた国民金融庫(2016年現在、政策投資銀行と社名が変わっています。)の借金を完済しました。

それから5年後の2006年、毎月10万円前後支払っていた信用保証協会の保証がついた和歌山銀行(2016年現在、紀陽銀行に吸収合併されて紀陽銀行となっています。)の借金を完済しました。

 

 
1995年頃の借金返済最盛期と比べると、2006年当時、上記2行の15万円以外にも、いろいろな借り入れ金を返済し終えているので、毎月の借金返済額は、30万円くらい減っていました。

 

しかし、借金返済額が減った分、貯金できるかというと、それほど甘くはありません。

毎月の借金返済額は減少したのですが、エカワ珈琲店の売上は、それ以上のスピードで急速に減少して行きました。

 

2000年代前半のエカワ珈琲店ですが、売上の半分はオフィスへの焙煎コーヒー豆の配達で、残りの半分は焙煎コーヒー豆の店舗小売りでした。

煎りたて、新鮮、香りの良い、高品質の焙煎コーヒー豆を、できるだけ低価格で販売する商売を営んでいたのですが、オフィスへの焙煎コーヒー豆の配達でも、焙煎コーヒー豆の店舗小売りでも、ものすごいスピードでお客さんが消えて行きました。

 

当時のエカワ珈琲店には、オフィスコーヒー専業の大手企業や大手コーヒー企業のサービス攻勢に抗う術が無かったわけです。

現在(2016年)も、オフィスコーヒー専業の大手企業や大手コーヒー企業のサービス攻勢に抗う術は無いのですが、当時と比べれば消費者意識が少し変化して来ているようです。

 

2006年頃、毎月10万円の支払が無くなるのだから、その半分の5万円くらいは毎月貯金できるはずだと考えていたのですが、急速な売上減少を経験することで、それは、夢のまた夢となってしまいました。

2000年頃の調子で商売が続いていたとすれば、現在(2016年)のエカワ珈琲店は、相当裕福になっていたはずだと考えると悔しさがこみあげて来ます。

 

1990年代後半、今(2016年)から振り返ると、エカワ珈琲店の業績は絶好調だったのだと思います。

でも、当時のエカワ珈琲店は、借金の返済と利息の支払いに追われていましたから、それを味わう余裕が無かったのだと思います。

 

ということで、『エカワ珈琲店の後悔』です。 

身の丈にあった生活・商売をするのなら、それほどお金を必要としません。

生業商売には借金は似合わないというよりも、商売活動の邪魔になります。

人のために一生懸命働いているのに、感謝してもらえないのが借金です。

感謝してもらえないだけでなくて、ちょっとでも支払いが滞れば、強圧的な催促を受けるのが借金です。

 

ですから、借金は避けるべきだと思います。もちろん、相手が誰であっても、保証人になってはダメです。

保証人=お金を貸すのと一緒のように見えますが、保証人になるということは、余っているお金を融通するのではなくて、高利で借金をしてお金を貸してあげることを意味していると考える必要があります。