エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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生き残りの条件、それは依存しないこと

  

   

 

 

昔ながらの喫茶店という仕事は、世の中の人たちが昔ながらの喫茶店を必要としなくなった段階で終了するのだと思っています。

自家焙煎コーヒー豆を小売販売しているエカワ珈琲店ですが、10数年以上もの長期間に渡って、店舗での売上低迷が続いています。

低迷の原因は、以前にエカワ珈琲店を利用していた人たちが、エカワ珈琲店で焙煎コーヒー豆を購入する必要が無くなったからだと考えています。

(記事とは関係の無い、エカワ珈琲店近くの雄湊小学校を写した写真です)

 

 

しかし、お客さんが離れて行ったからといって、仕事や商売から完全撤退したのでは、再起が難しくなってしまいます。

未来は不確かで気まぐれですから、他力ではなくて、できるだけ自力で生きて行く術を持っている必要があるのだと思います。

たとえ、不動産や貯金を持っていたとしても、それが、ふた昔前と同じくらいの価値を持っているとは思えません。

工業主義時代の財産が、これからの未来でも、そのままの財産価値を保っていられるとは考えられません。

 

現在(2016年)という時代に必要なのは、回復する力(弾力性)なのかもしれないとエカワ珈琲店は考えています。

ダメージを受けるにしても、できるだけ、そのダメージを緩和させる力を持っている必要があるのだと思います。

 

 よろしければ、読んでみてください

衰退する商売と成長する商売の関係

グローバル経済とコミュニティービジネスの関係について考えました

 

たとえば、エカワ珈琲店を利用するお客さんが減少して、売上(収入)が低迷しているとしても、新しいお客さんを獲得する努力を続けていれば、そのダメージを緩和させることができます。

  

エカワ珈琲店が考える回復力(弾力性)を持つための方法を3つ、賢明だと考えられる方法から愚かだと考えられる方法へと順番に挙げていくと、次のようになるのだと思います。

(1)それを必要としない。依存するものを少なくする。

(2)ネットワークへの投資

(3)堀を構築する

 

クレージーで不確実性の高い世界にて、回復力(弾力性)を手に入れる方法ですが、手っ取り早い方法は存在していないのだと思います。

しかし、もしエカワ珈琲店が、全国各地or和歌山県内各地から集客していて、相当数の利用客を確保しているのだとしたら、店舗周辺地域のお客さんに利用してもらえなくても、商売が全滅してしまうことなど有り得ません。

 

20のクライアントを確保している広告代理店なら、クライアントを一つ失ったとしても、広告代理店の仕事を突然に失うことはありません。

もし生活コストの低い生活を営んでいるのなら、収入が減少したとしても、それほど影響を受けることは無いと思います。

 

ということで、依存しているものを少なくしていくことが、回復力を高める一つの方法なのかもしれません。

しかし、「依存しているものを取り去る」ことに依存しているだけでは不十分なのも確かです。

 

周辺にいる人たちや隣人から、必要としているものを簡単に借りることができるのなら、持っている何かを失ったとしても、比較的簡単に生き残ることができるはずです。

繁栄している地域や繁盛している商売人は、相互に関係を持っている周辺の地域や人々、それに資源と調和する方法を知っているのだと思います。

相互に関係を持っていて、ある種の寛大さで結合していれば、予期しない変化にも耐えることができるのだと思います。

 

エカワ珈琲店は今年の前半(2016年1月~6月)、お客さんとの信頼関係と寛大さに基づくネットワーク構築のありがたさを痛感することができました。

思いもかけない出来事が発生して、通常営業が出来なくなったのですが、常連のお客さんとの信頼関係と寛大さに助けられて商売を続けることができました。

 

自分たちを守るために堀を構築することは愚かなことだと思っています。

予期できる変化に備える最後の手段として、大金を費やして要塞を構築することは愚かなことなのだと思います。

どのような災害に遭遇しても生き残るのに十分な品物を、有り余るほどストックしている要塞であったとしても、それは愚かなことなのだと思います。

 

私たちは、未来の全てを予期することは不可能なのだと思います。

時代の変化から自分たちだけを隔離できるとは、どうしても考えられません。

時代の流れに抗って、概念上の、あるいは物理的な掘を構築して、変化から自分たちを守ることが最良の方法であるはずがありません。

エカワ珈琲店は、時代ととも移り変って行くことが、新しい標準なのだと考えることにしています。

 

sethgodin.typepad.com

 

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