読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる
 
Yahoo!ショッピング  ロハコ  アマゾン  楽天市場   ノート(有料記事)  エカワ珈琲店  
 

和歌山市と近隣地域住民の消費動向

和歌山商工会議所・和歌山大学・和歌山社会経済研究所の三者で構成する和歌山地域経済研究機構が2009年に実施した、「和歌山市と近隣地域住民の消費動向に関するアンケート調査」を、最近(2016年6月)、読み返す機会がありました。

 

(和歌山市の公園前交差点)

 

 

調査期間は平成21年7月から平成21年9月14日の間です。

アンケート調査に回答した人の80%近くが50歳以上で、70歳以上が約22%、60歳代が約33%、50歳代が約22%となっています。

消費者アンケート調査に協力する人には、比較的にお金と時間に余裕のある人という特徴があるのかもしれません。

 

和歌山市の中心商店街が全盛を向えていた1970年前後、その商圏は半径30kmに及ぶと考えられていました。

和歌山地域経済研究機構の今回の調査地域と、1970年前後の中心商店街の商圏が、丁度重なっています。

 

10年前の平成11年にも、同じような調査を実施しているのですが、その10年前と比べると隣の大阪府で買い物をする人が増加していて、当然の事ですが、大阪府での買い物金額も増えています。

和歌山市外での買い物金額は、1世帯平均で約38万円となっています。

大阪府下で買い物する場所ですが、名前の知られている百貨店や大規模商業施設に集中しています。

 

和歌山市でよく買い物をする場所は何処かというと、「いずみや」や「コーナン・オークワ中之島店」を含めた「JR和歌山駅周辺」と、紀ノ川の北側で和歌山北警察署管内の大規模商業施設やある程度の規模の専門店に、これも集中しているみたいです。

 

10年前の調査でも、集客力の著しい低下が指摘されていた和歌山市の中心商店街ですが、今回の調査では、さらに厳しくなっていて、ほぼ壊滅状態になっています。

和歌山市と近隣地域に住む人たちは、和歌山市の中心商店街で買い物をする必要が無くなってしまったのかもしれません。

 

1年間の買い物平均金額は約140万円で、10年前に調査した約164万円よりも約15%減少しています。

その理由は、10年前の調査と比べると、回答者の平均年齢が高くなったからだと分析されています。

 

調査に協力した人たちの55%を占めているのが、50歳代と60歳代の人たちです。

エカワ珈琲店の店主も、この世代に属しているのですが、まだ若かった1960年代・1970年代の頃から、和歌山市の中心商店街や百貨店で買い物をした記憶が、ほとんど残っていません。

 

エカワ珈琲店は、和歌山県庁の近くで自家焙煎コーヒー豆の小売店を営んでいて、常連のお客さんに支えられて、何とか商売を続けることができています。

そして、元気な60代後半から80代前半のお客さんと会話していると、必ず、定期的に大阪市内に遊びに行くという話が登場して来ます。

 

エカワ珈琲店の店主の年齢ですが、10年前は50代の半ば、20年前は40代の半ば、50年前は10代の半ばと、人間は必ず年齢を重ねて行きます。

ですから、和歌山市と近隣地域も、年数の経過とともに住民の年齢構成も変化しているはずです。

 

若いころから地元の商店街を利用していなかった人たちが、住民の大多数を構成するようになって、その結果として、街中の商店街がシャッター商店街となってしまった可能性もあるのだと思います。

消費動向が変化すれば、商売の有様も変化して行くのだとエカワ珈琲店は考えています。 

 

よろしければ、読んでみてください!!

旅人たちがニューヨークにやって来る理由

テーマパーク「日本の秘境」の入口

「個人事業の研究」再び