エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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新しい産業革命=「失業」という概念の消滅

【クローズアップ】 

 

コーヒー豆自家焙煎店経営

 

コールドブリュー(水出し)コーヒーに関係する幾つかの記事

   

 

 

失業イコール無収入と定義するならば、エカワ珈琲店の経営者夫婦には、「失業」という言葉が存在していません。

公的年金が受給されているわけですから、それだけで食べて行くのは無理だとしても、無収入になることは、もう、一生有り得ません。

 

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エカワ珈琲店は、公的年金の受給があるので「無収入」になることが無いのですが、現在は、10年前or 20年前と生活環境が異なって来ていて、誰かに雇用されなくても、小遣い稼ぎ程度なら、インターネットを利用して稼げる時代になっているのだと思います。

もしかしたら、誰かに雇用されなくても、自分の裁量で何とか食べて行ける時代になっているかもしれません。(経済先進国に限定されると思いますが)

 

21世紀の現在(2016年)ですが、昔の家内制手工業の時代と同じように、家内制手工業でお金を稼ぐことができる時代になっているのだと思います。

 

生産財を所有するのに大きな資金が必要だったから、簡単に生産手段を持つことができなかったから、生産財を所有する誰かに雇ってもらう必要があったのが、これまでの100年~150年間だったのだと思います。

でも、生産財の価格が相当に安くなって、生産した製品を売る手段も簡単になって、家内制手工業という古くて新しいビジネスモデルが復活しつつあるのだと思います。

 

21世紀の現在(2016年)はというと、無料ネットショップが開業できるクラウドサービスなどを利用して、自前のショッピングサイトで自前の製品を販売することも、自前のサイトやブログを利用してアフリエイトやクリック広告でお金を稼ぐことも、アマゾンのキンドルを利用して自作の電子書籍を売ることもできます。

 

家内制手工業で製品を作り出すには、熟練の技術・知識が必要になるかもしれません。

でも、インターネットの時代ですから、10年前 or 20年前とは比較にならないくらいの短時間で技術・知識を手に入れることができるようになっています。

 

エカワ珈琲店は、コーヒー豆焙煎に関する技術・知識を手にするのに10数年の歳月(修行期間)と相当な学習費用を支払っています。

でも、これからコーヒー豆の焙煎を開始する人たちは、インターネットを利用して、その歳月(修行期間)と学習費用を相当に少なくできるはずです。

 

ちなみに、エカワ珈琲店は、これまでの珈琲経験・珈琲に関する技術・珈琲に関して学習して来た知識を記事にして、note のシステムを利用して有料で記事を販売しています。

1記事を150円~200円(300円、500円の記事も少しありますが)で販売しているので、よろしければご利用ください。

note.mu

 

規模の大きいコーヒー企業は、大金を投じてオートメーション化したコーヒー豆焙煎工場を建設して、その工場を維持・稼動させるのに多額のお金を使っています。

そして、工場で大量生産した焙煎コーヒー豆を処理(販売)するために、多額の営業経費を投入して商品棚(販売ルート)を確保しています。

 

一方、数十万円~200数十万円(自動車1台分の購入費用)で小型焙煎機を購入して、自宅のガレージにその焙煎機を設置して、家庭の主婦がコーヒー豆を必要な量だけ焙煎して販売するという家内制手工業的なコーヒービジネスも可能な時代になっています。

そして、スーパーの商品棚に並んでいる大量生産された焙煎コーヒー豆よりも、家内制手工業で必要な量だけ焙煎したコーヒー豆のほうが、「香りが良くて、新鮮で、焙煎加工した人の個性が感じられる」ということもあるわけです。

 

江戸時代の日本の農村地帯(中心都市以外の地域)では、 農業をしながらお酒造りをしていたり、農業をしながら鍛冶屋をしていたりと、2つ3つの仕事を掛け持ちしている人が多くいたのだと思います。

昭和の日本でも、エカワ珈琲店の店主の高校生時代の頃には、ずうずうしい公立学校の先生は、その立場を利用して学習塾を営んでいて、控えめな公立学校の先生は、控えめに学習塾の講師をしている風景が、和歌山市クラスの地方の町では当たり前の風景として存在していました。

 

学校の先生だけでなくて、役所勤めの職員さんや民間企業で働く人たちも、副業に精を出していたのが、その頃の日本の地方の町の日常的な風景だったように思います。(内職という言葉も存在していました)

立場を利用して副業を営んでいるというタイプの人は少数でしたが、そのような図々しい人たちは、便利の良い場所に土地を購入して、その頃としては相当に豪華な家に住んでいたのを覚えています。

 

当時でも、公務員の副業は原則禁止されていましたから、豪華な家に住む図々しい学校の先生たちは、生徒を餌にして稼いだお金を税務申告していなかったのかもしれません。

その後、日本経済が成長して、大量生産・大量消費の工業社会が成熟化して行き、ある程度の人口規模を持つ地方の町は東京化を目指すようになって、副業を持つという風景が姿を消してしまいました。

 

最近(2016年)、複業(or副業)、在宅勤務、在宅起業という言葉をよく耳にするようになっています。

インターネットの普及に代表される新たな産業革命が進行していて、大量生産・大量消費の工業社会型経済と、少量生産・少量消費の家内制手工業型経済という2つの経済が共存する時代がやって来ているのだと思います。

 

経済先進国の経済成長、そのキーワードはスモールとローカルだとする考え方が、経済先進国の一般的な考え方になりつつあります。

大量生産・大量消費の工業社会型経済は飽和状態にあるわけですが、少量生産・少量消費の家内制手工業型経済は始まったばかりで、「飽和」とはほど遠い状況にあるのだと思います。

 

ということで、家内制手工業型経済が拡大して行くことで、近い将来、先進経済国から「失業」という言葉が消滅する時代がやって来るだろうと考えているエカワ珈琲店の今日この頃です。

 

【参考】

sethgodin.typepad.com

 

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