エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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零細生業商売の市場はシフトしている

  

   

 

 

零細生業商売の市場ですが、コモディティー市場からコミュニティー市場(スペシャリティー市場)へと、完全にシフトしてしまっているのだと思います。

コモディティー市場には、もうどこにも、零細生業商売の市場は存在していないのだと思います。

 

零細生業パパママ店であるエカワ珈琲店は、そのことを身をもって体感しています。

コモディティー市場は、零細生業パパママ商売を必要としていないのだと感じています。

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(シンガポールの市場、wkipedia―市場より引用)

 

地域市場の八百屋さん、お魚屋さん、お肉屋さん、果物屋さん、総菜屋さんですが、近くに出店したスーパーマーケットに、その必要性を破壊されてしまって、地域市場は衰退してしまいました。

地方の町の中心商店街は、郊外に出現したショッピングモールによって、その必要性を破壊されてしまって、シャッター商店街となってしまいました。

 

風神の門(上下) 合本版

風神の門(上下) 合本版

 

 20代の前半に原作を読んでいるのですが、内容はうろ覚えです。三浦浩一さん主演のテレビドラマ「風神の門」は、昨年(2016年)、時代劇チャンネルで見ました。

 

例えば、エカワ珈琲店のコーヒー豆自家焙煎商売の軌跡です。

2000年前後のエカワ珈琲店は、オフィスへの焙煎コーヒー豆の配達、地域密着による店舗での焙煎コーヒー豆小売販売で結構繁盛していました。

それが、大手中堅のコーヒー企業が市場に進出して来て、オフィス市場からも、地域密着市場からも、何年間かの年月をかけて徐々に追い出されてしまいました。

 

地域市場で地域密着の商いをしていた八百屋さんも、お肉屋さんも、お魚屋さんも、コモディティー商品を取り扱っていたから、自分たちの市場を奪われてしまったのだと思います。

零細生業の商売人は、コモディティー商品の市場ではなくて、独特な商品・サービスを扱うコミュニティー市場(スペシャリティー市場)での商売を目指すべきだと考えています。

 

コミュニティー市場で零細生業商売を支えてくれる(基礎的部分を構築してくれる)消費者は、独特な何かを求めている消費者、少しだけ独創性のある何かを求めている消費者、ようするに意識の高い消費者なのだと思います。

例えばエカワ珈琲店ですが、コモディティーコーヒー豆市場からスペシャリティーコーヒー豆市場にシフトすることで、何とか生き残っています。

 

そして、現在のエカワ珈琲店の商売を支えてくれているのは、コーヒーに大変興味を持っているお客さんと、自分好みのコーヒーを楽しもうとしているお客さんです。

もちろん、60代の半ばを迎えた現在(2017年)でも、新しいコーヒー文化を吸収する努力は続けていて、これを怠れば、コミュニティー市場の消費者に見放されてしまうだろうと考えています。

 

ても、零細生業の小規模商人が属する市場だけで、そのような現象が発生しているとは限りません。

旅行の際の交通機関の予約、宿泊施設の予約にインターネットを利用するようになって、旅行代理店の必要性が縮小してしまって、旅行業界の地形図は変わってしまいました。

 

商業デザインやカメラマン、地域メディアの領域でも、同じような現象が発生しているのだと思います。

というように、様々な分野で市場のシフトが始まっているように感じられる今日この頃です。

 

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