年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

コーヒー豆自家焙煎店の焙煎コーヒー豆、エカワ珈琲店の場合は

エカワ珈琲店は、主に、㈱兼松という総合商社が取り扱っているスペシャリティーコーヒー生豆を仕入れています。

価格的は、コモディティータイプのコーヒー生豆仕入れ価格よりも少しだけ高くなりますが、品質の安定度を考慮すれば、スペシャリティーコーヒー生豆のほうが、相当に割安だと感じています。(エカワ珈琲店のコーヒー生豆仕入れの話です)

  

カリタ ウェーブシリーズ ウェーブスタイル(2~4人用) #185

カリタ ウェーブシリーズ ウェーブスタイル(2~4人用) #185

 

 

良質なコーヒー生豆を丁寧に焙煎するのが、コーヒー豆自家焙煎商売の特徴なのだと思います。

直火型の生産用小型焙煎機(5kg容量)では、数分~10分の高速焙煎は無理ですから、一定の時間(20分以上)を費やした丁寧な焙煎に徹しています。

 

零細生業商店で、コーヒー生豆の仕入れ資金に余裕があるわけでも無いので、1週間以内に売れる分だけを焙煎加工することにして、ロスの発生を防いでいます。

コーヒー生豆も、焙煎コーヒー豆も、できるだけストックを持たないようにしているので、一般の小売店で流通している焙煎したコーヒー豆(レギュラーコーヒーと呼ばれている)と比べると、鮮度が全く違っていて新鮮です。

 

焙煎コーヒー豆を購入して、ハンドドリップでコーヒーを淹れると、コーヒーブルームと呼ばれるコーヒー粉が膨らんで来る現象を体験できると思います。

コーヒーブルームは、新鮮な焙煎コーヒー豆の象徴です。

 

ekawa.hatenadiary.jp

 

でも、量販店やスーパーマーケットで売られている焙煎したコーヒー豆(レギュラーコーヒー)と比べると、価格は高くなります。

手づくりで少量生産ですから、それなりの価格で販売しなければ赤字になってしまって、再生産ができなくなります。

 

ということで、コーヒー豆自家焙煎店(エカワ珈琲店)は、「手づくりで丁寧に焙煎加工した少量生産の焙煎コーヒー豆」、「コーヒー粉が膨らむ新鮮な焙煎コーヒー豆」という付加価値を大事にする商売をしています。