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零細生業パパママ店の競争には、切磋琢磨(頂上への競争)が似合っている

1989年、下降線を描いていた喫茶店商売に見切りをつけて、当時、脚光を浴び始めていた自家焙煎コーヒー豆小売商売に衣替えしたのがエカワ珈琲店です。

その頃から30年近くが経過しているのですが、その頃と同じ零細生業商売のまま、2017年の現在でも生き残っています。

 

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1990年代には、数年の間だったのですが、オフィスコーヒーサービスと家庭向け焙煎コーヒー豆小売販売で順調に業績を伸ばしていた時期もあったのですが、21世紀に入ってからは、業績が急降下を開始して、廃業寸前にまで追い詰められたこともあります。

大手・中堅コーヒー企業が仕掛ける熾烈な競争に飲み込まれた結果として、鳴かず飛ばずに成ってしまったわけです。

 

日本のコーヒー業界の熾烈な競争とは、簡単に表現すると、販売用商品棚を奪い合う競争だったのだと思います。

日本のコーヒー業界は、様々な手段を用いて販売用商品棚シェアーの拡張競争をして来たのだと思います。

 

そして、販売用商品棚シェアーの大きいコーヒー会社が、大手と呼ばれるコーヒー企業なのだと思います。

商品棚シェアーの拡張競争では、利益はあまり重要では無いのかもしれません。焙煎コーヒー豆の利益率や売上・販売シェアーと比べて、大手・中堅コーヒー会社の企業所得が低すぎるように感じられます。

 

というように、商品棚シェアーを獲得するのには膨大なエネルギーが必要ですから、小型生産用コーヒー豆焙煎機を駆使する零細生業のコーヒー豆自家焙煎店など、大手・中堅コーヒー企業に弾き飛ばされるのは自然の道理だったのだと思います。

 

例えば、エカワ珈琲店が、新規開業の喫茶店や既存の喫茶店と取引を開始すると、必ず、大手・中堅コーヒー企業によるあの手この手の営業攻勢が始まって、最終的に取引関係を壊されてしまいます。

 

物書きと称されているノンフィクション作家や小説家の世界には、おそらく、販売用商品棚を奪い合うというタイプの競争は存在していないのだと思います。

フィクション作家やノンフィクション作家は、他の作家の作品を紹介したり、引用したりしているわけですから、販売用商品棚を奪い合うというタイプの競争が存在しないのは当たり前なのかもしれません。

 

書店のベストセラー本を置いてある商品棚には、そのベストセラー本に関係する様々な本が並べられています。

アマゾンで本を購入すると、その本と関係があるかもしれない幾つかの本を自動的に紹介してくれます。

 

作家(物書き)や本の世界では、お互いにお互いの作品を紹介したり、引用したり、批評したり、関連を強調することで、お互いにお互いを高めあう頂上への競争(切磋琢磨)だけが存在しているのかもしれません。

自分たちの都合に合わせた、競争相手を叩き潰すゼロサムゲームではなくて、お客さんの都合に合わせた、無限大の世界でゲームをしているように見えます。

 

エカワ珈琲店は、資金繰りの問題もあって、既存のコーヒー会社と市場を奪い合う商売を営んで来てしまいました。その結果として、競争に敗北して、鳴かず飛ばずの商売になってしまったのだと反省しています。

 

販売用商品棚を奪い合う市場は、長年に渡って飽和状態を続けているのだと思います。もしかしたら、縮小しているかもしれません。

 

ということで、現在(2017年)のエカワ珈琲店です。

小型生産用コーヒー豆焙煎機でコーヒー豆を焙煎しているという利点を活かして、零細生業パパママ店という利点も活かして、年齢が年齢ですから、楽しくて面白い商売を続けて行けたら、ものすごく幸せだと考えています。

 

 

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