年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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クラフトコーヒービジネス(自家焙煎コーヒー豆ビジネス)が投資会社から資金を調達できる時代

1980年代後半に小型生産用バッチ式コーヒー豆焙煎機を駆使するクラフトコーヒービジネス(自家焙煎コーヒー豆ビジネス)に参入してから約30年が経過して、65歳の高齢者となって、初めて、これまでに蓄積して来たコーヒー豆の焙煎経験や焙煎技術が、お金に不自由しない生活を保障してくれるかもしれないと思えるようになりました。

日本の地方の町でクラフトコーヒービジネス(自家焙煎コーヒー豆ビジネス)を営んでいるエカワ珈琲店の周辺環境が、そのような雰囲気を醸し出しているわけでは無くて、海の向こうアメリカから流れて来る情報に触れていて、そのように感じているわけです。

www.ekawacoffee.work

 

ブルーボトルコーヒーやスタンプタウンコーヒー、インテリジェンシアコーヒーなど、サードウェーブ系コーヒー会社が投資会社・トウシファンドから資金を導入したのは、3年から5年くらい前のことでした。

投資会社・投資ファンドは、これらのサードウェーブ系コーヒー企業のブランドに投資したのだと思います。最近はというと、小さなクラフトコーヒーの店(コーヒー豆自家焙煎店)であっても、新規開業クラフトコーヒーの店(コーヒー豆自家焙煎店)であっても、名前の知られているサードウェーブ系コーヒー会社でコーヒー豆焙煎業務に携わっていた経験があるという理由だけで、投資会社や投資家から資金を調達できることもあるようです。

 

アメリカの投資会社・投資ファンドは、経験(スキル)や技術の蓄積に投資するうになっているのかもしれません。

そして、クラフトコーヒービジネスは、投資対象としての適正を持っているビジネスなのかもしれません。

だとすると、日本のコーヒー豆自家焙煎店が、同じような出来事に遭遇する可能性もあるわけです。

 

でも、エカワ珈琲店の店主である年老いた珈琲豆焙煎屋は、残された時間が限られている65歳の高齢者ですから、直接、その恩恵を授かることは無理だと理解できます。

しかし、これまでに貯えて来た珈琲に関係する技術・経験・知識という資産を持っているわけですから、直接的な恩恵に授かるのは無理だとしても、そのおこぼれを授かれる可能性もあるわけです。

というわけで、年老いた珈琲豆焙煎屋の場合、あわよく「おこぼれ」に預かれたら上々なのですが、珈琲ビジネスに携わるコーヒーオタクの若い人たちの場合、思いがけない素晴らしい出来事に遭遇する可能性があるかもしれません。