年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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エカワ珈琲店が焙煎コーヒー豆業務卸に手を出せない理由

エカワ珈琲店は、71歳の年老いた珈琲豆焙煎屋と62歳の連れ合いの二人だけで細々と営んでいる零細生業ジジババ商売のコーヒー豆自家焙煎店です。

ですから、喫茶店・カフェ・レストラン・ホテルなどで業務用にエカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆を使って頂くのは無理だと思っています。

そのように考えているので、見積書発行や売掛販売はせず、自家焙煎コーヒー豆小売専門店商売に徹しています。

 

【参考】何故、エカワ珈琲店が焙煎コーヒー豆業務卸に手を出せないのか、その理由については、下のリンク先ページの記事も参考にして頂けます。

www.ekawacoffee.xyz

喫茶店・カフェ・レストラン・ホテルなどの業務用焙煎コーヒー豆調達先(仕入先)については、今後、大手・中堅の業務用コーヒー豆卸売会社(大手・中堅ロースター)かコーヒー豆自家焙煎店のどちらかを選択する傾向が顕著になって行くだろうと年老いた珈琲豆焙煎屋は予測しています。

 

【参考】そのように予測している理由については、下のリンク先ページの記事が参考になるかもしれません。

www.ekawacoffee.work

 

喫茶店・カフェ・レストラン・ホテルなどをターゲットとする焙煎コーヒー豆業務卸は、コーヒー豆自家焙煎店にとってはものすごく有望で将来性のある市場ですから、この市場を開拓出来るか出来ないかが、コーヒー豆自家焙煎店の成長とそのスピードを左右するとも年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

しかし、エカワ珈琲店は、焙煎コーヒー豆業務卸に手を出すことを完全にあきらめています。

 

どのように考えても、エカワ珈琲店が焙煎コーヒー豆業務卸に手を出すのは無理で無謀な事だと言う結論に到達します。

それが何故なのかと言うと、以下のような理由があるからです。

 

(1)予期せぬ出来事が発生する確率が高い。

エカワ珈琲店は、70歳を超えた店主と61歳を超えている連れ合い、高齢の夫婦二人だけで営んでいる零細生業ジジババ商売のコーヒー豆自家焙煎店です。

いつ何時、予期せぬ出来事が発生して、「臨時休業」・「しばらくの間休業」・「自家焙煎コーヒー豆の焙煎がままならない」などの事態が発生する確率が高くなっています。

そのような出来事が多頻度で発生すると、営業店様に迷惑をかけてしまいます。

 

(2)自家焙煎コーヒー豆の継続供給に不安がある。

自家焙煎コーヒー豆は、焙煎日から1週間以内に売り切るという「鮮度」重視の商売をしているので在庫は5日分くらいしか持っていません。

『売り切れご免』の商売をしているので、健康不良・体調不良で焙煎作業が出来なくなれば、営業店様に迷惑をかけてしまいます。

 

(3)コーヒー生豆の仕入価格が高くなるので、自家焙煎コーヒー豆販売価格も高くなる。

自家焙煎コーヒー豆の原料となるスペシャリティーコーヒー生豆は、60kg・70kgの袋単位で購入します。(最近は、30kgの袋に詰めているコーヒー生豆もありますが)

60kg・70kgという重量の袋だと、それを届けてくれる運送屋さんの手伝いをする必要がありますが、70歳を超えて高齢になって来るとそれもままなりません。

それに、届いたコーヒー生豆袋は、店内を移動させて整理整頓する必要がありますが、当然の事、それもままなりません。

そこで、20kgくらいに小分けしたコーヒー生豆を購入することが多くなります。

そうすると、同じスペシャリティーコーヒー生豆であっても、これも当然の事ですが、仕入れ価格が高くなります。

原料の仕入れ価格が高くなれば、自家焙煎コーヒー豆販売価格も高くなります。