エカワ珈琲店のブログ

和歌山市で営業している珈琲屋の雑話です

 
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さらば立地商売

  

   

 

 

少なくとも、エカワ珈琲店は、立地に依存する商売をしていません。

2002年頃前から、立地に依存する商売が通用しなくなってしまって、自然の成り行きとして、徐々にですが、エカワ珈琲店とコーヒーの好みを同じくするお客様に依存する商売へと転換してきました。

 

ビジネスに役立つ「商売の日本史」講義 (PHPビジネス新書)

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立地に依存する商売については、資本力の豊富な大手企業に太刀打ちするのは不可能なのだと思います。

郊外の幹線道路沿いに大型のショッピングタウンが登場して、町の中心地に位置している商店や商店街が閑古鳥を無くという構図が、資本力のある企業の立地に依存する商売における有利性を証明しています。

 

ということで、零細小規模な商売人の生きて行く方法ですが、立地に依存しない商売を模索するしか無いのかもしれないと考えています。

実際に、立地に依存しない商売に転換することができたので、エカワ珈琲店は生き残っています。

 

エカワ珈琲店は、10数年間に渡って、徐々に立地に依存しない商売への転換を続けてきたのですが、最近になって、もしかしたら、それが最先端を行くビジネスなのかもしれないと考えるようになっています。

 

20世紀に発明された、幾つかの重要な発明を時系列で振り返ってみると、・・・

エアコンが発明されて、どのような気象環境のもとでも、心地よく働くことができるようになりました。

クレジットが発明されて、どのような遠隔地であっても、クレジットカードを持っていれば、商品やサービスを購入できるようになりました。

 

テレビジョンが発明されて、世界中の文化が均質化して行きました。

宅配便とコンテナ船の登場は、商品の輸送時間を短縮して、安い価格で輸送することを可能にしました。

 

インターネットの登場によって、部屋の端から端まで移動するのと同じくらい簡単に、世界中の端から端まで、情報を素早く伝達できるようになりました。

20世紀の終盤に登場した携帯電話は無線でつながっているので、固定電話のような有線の設備は必要としません。

 

21世紀の現在は、たとえ零細小規模な商売人であったとしても、ローカルではなくて、グローバルな商環境のもとで、底辺への競争ではなくて、頂上への競争に参加できる商環境が整っているのだと思います。

 

エカワ珈琲店は、焙煎コーヒー豆を自家焙煎していて、インターネットを通じて数多くのお客さんとつながることも可能なわけですから、古いタイプの地域密着商売(立地商売)に依存しなくても商売が成り立ちます。

おそらく、零細生業パパママ店のエカワ珈琲店が、古いタイプの地域密着商売(立地商売)に挑戦したとしても、貧乏暇なしになってしまうだけだと思います。

 

ということで、ローカルな商環境で繰り広げられる底辺への競争は大手コーヒー企業に任せておいて、エカワ珈琲店は、グローバルな商環境下での頂上への競争に、少しだけ参加できたら幸せだと考えている今日この頃です。