エカワ雑記店

和歌山市のエカワ珈琲店が綴る雑記ブログでず

 
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地方のマーケットでも地殻変動が始まっている

 

脱サラして自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスを開始した1990年代の初めころ、焙煎コーヒー豆は、どこででも手頃な価格で手に入る商品では無かったのだと思います。特に、地方の町では・・・。

 

商売は地域とともに 神田百年企業の足跡

商売は地域とともに 神田百年企業の足跡

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大都会である東京では、地域に基礎を置くビジネスが成立するようです。しかし、地域に基礎を置く商売の成立条件で劣る地方の町では、なかなか・・・

 

当時(1990年代前半)、都会では、焙煎コーヒー豆を低価格で販売するコーヒー豆自家焙煎店が業績を伸ばしていました。

和歌山市という地方の町で、初めて、その物真似商売を開始したのがエカワ珈琲店です。

 

何といっても、和歌山市は人口30数万人の地方都市ですから、そして、エカワ珈琲店は、オフィスが集中している中心市街地に立地しているわけですから、繁盛店になれるだけの焙煎コーヒー豆のオフィスコーヒー需要と家庭需要が存在していました。

それに加えて、競合相手がほとんど存在していなかったので、まあまあの繁盛を手に入れることができました。

 

その後、都会を拠点とするオフィスコーヒー会社が進出して来て、地元の珈琲会社もオフィスコーヒー需要に的を絞って攻勢をかけて来た結果、瞬く間にオフィスコーヒー市場から追い出されたわけです。

焙煎コーヒー豆の家庭用焙煎コーヒー豆市場も同じようなもので、規模の大きな珈琲屋さんの進出によって、エカワ珈琲店が開拓して来た市場は荒らされ壊滅的な打撃を受け、廃業一歩手前まで追い詰められたこともあります。

 

和歌山市は、それなりの人口を誇る地方都市ですから、上手く運べばそれなりの繁盛を比較的簡単に手に入れることができますが、都会から規模に勝る競合相手が参入できる市場条件も整っているのだと思います。

もっと人口の少ない町で、ある程度の繁盛を手にいれていたなら、苦労して開拓した市場を簡単に荒らされることは無かったのかもしれません。

 

そのようなことを考えたこともあるのですが、アマゾンなどの電子商取引で購入するのが当たり前の時代になって、流通小売企業の実店舗販売が低迷していて、流通小売の商売環境が一変しつあるわけですから、人口の少ない地方の町で商売を営んでいたとしても、流通小売りの地殻変動に巻き込まれるのを避けることはできないはずです。

 

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