年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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日本のコーヒー市場は、消費者購入ベースで市場規模が2兆9000億円に

全日本コーヒー協会会長の横山敬一氏(味の素AGF)が、1月9日(2018年)に大阪市で開催された全日本コーヒー協会新春賀詞交歓会で、2017年の日本のコーヒー市場を振り返って以下のように冒頭であいさつしたと報じられています。

 

【目次】

 

市場規模も消費者購入ベースで2兆9,000億円

食品産業新聞社ニュースWEBからの引用です。

昨年を振り返り、「昨年のコーヒー消費量は過去最高水準を確保した。市場規模も消費者購入ベースで2兆9,000億円になった模様で、これは会員各位の新たな需要の創造や新製品の開発といった取り組みの賜物である」と述べた。また、今年に向けて、「昨年は当協会が20年以上続けているコーヒーと健康に関する研究助成の成果、国内外のコーヒーの機能に関する研究成果をまとめた“コーヒーとからだのおいしい話4”を出版した。今年もコーヒーが人の健康に良い役割を果たしているということを引き続き積極的に消費者に伝えていきたい」と意気込みを語った。

 

日本のコーヒー市場は好況を謳歌している

エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆の売上は低迷していますが、日本のコーヒー市場は好況を謳歌しているということなのだと思います。

街角や仕事場で飲むコーヒー消費量も家庭で飲むコーヒー消費量も、どちらも拡大傾向にあるので、日本のコーヒー業界(特に大量生産・大量消費系の大手コーヒー企業)が活況を呈しているのだと思います。

コーヒー消費量が過去最高水準を確保していて、消費者購入ベースで市場規模が2兆9000億円に達しているわけですから、コーヒーは特別な飲み物では無くなっていて、ごく一般的な日常飲料の地位を確保しているのだと思います。

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味の素ゼネラルフーズ 

全日本コーヒー協会会長の横山敬一氏は、味の素AGF株式会社の社長さんです。味の素AGF株式会社は、味の素の100%出資子会社で、外資系のネスレ日本や東証上場のキーコーヒーなどと並ぶ日本を代表するコーヒー企業です。

 

場末の自家焙煎コーヒー豆小売店にも追い風が吹いているかも

この日本コーヒー業界の活況ですが、場末の小規模零細パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店にも、相当な追い風となるのは間違いありません。

脱サラして自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスを開始して約30年、初めて経験する追い風です。(確かな追い風を身体で感じています)

もう少し若ければと悔しさは感じますが、働かなければ食べて行けないわけですから、老骨に鞭打ってコーヒー市場活況のおこぼれに授かりたいと考えているエカワ珈琲店の店主である年老いた珈琲豆焙煎屋(66歳)の今日この頃です。

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64歳、65歳、66歳と・・・

ここ3年間、エカワ珈琲店の生活環境ですが、商売に集中できる環境では無くて、週休3日で総営業時間も、数年前の3分の1くらいにまで縮小せだる得ませんでした。

年齢を考えると、数年前のようなビジネスはもう無理ですが、可能な範囲で焙煎コーヒー豆ビジネスを頑張ってみようかと考えています。

年齢が年齢ですから、単純なことを複雑にして付加価値をつける高度なビジネスは無理だと思いますから、単純なことは単純なままで、これまでの珈琲人生の経験・技術・知識の蓄積という部分で、少しだけ付加価値を付けさせて頂くビジネスに徹しようかと考えている今日この頃です。

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