年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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焙煎コーヒー粉とコーヒーを淹れるのに使う水の量の比率

焙煎したコーヒー豆をコーヒーという飲料に変換するプロセスが、コーヒーの醸造です。

コーヒーの醸造は、基本的に、コーヒー成分の抽出とコーヒー清澄液を取り出す濾過から成り立っています。 

コーヒー成分の抽出して、そのコーヒー成分が溶けているお湯と焙煎コーヒー粉砕粒子の残りかすを分離する操作から成り立っているわけです。

 

焙煎コーヒー粉と使用する水の量の理想的な比率、ようするにコーヒー醸造の黄金比率ですが、焙煎コーヒー粉対対使用する水の量の比率は、1対14~17くらいがベターだと言われています。

実際には、好みの問題やコーヒーの淹れ方、使用するコーヒー器具、ホットコーヒーかアイスコーヒーかなどの要因に基づいて、その比率が変わってきます。

 

比率を変化させればコーヒーの香味も変わるので、その比率を変化させることでコーヒーの香味を調整制御することもできます。

自分好みの黄金比率を探すには、焙煎コーヒー粉量と使用する水の量の比率が1対15から出発して、自分の淹れ方・味覚に適した比率を探索するのが常道だと思います。

その際の測定単位でずが、焙煎コーヒー粉の量も水(お湯)の量も、重さ(グラム)で測定するのが合理的だと思います。それなら、必要なのは調理用のスケール(ハカリ)だけですから。

  

参考までにですが、年老いた珈琲豆焙煎屋は、焙煎コーヒー豆粉砕物の量と使用する水(熱湯)の量の比率と、コーヒーを淹れるのに要する時間で、コーヒーの淹れ具合を調整制御しています。

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この記事は、note にエントリーしている『2021年版、コーヒー醸造の科学101 | 焙煎コーヒー粉と使う水の比率』焙煎コーヒー粉とコーヒーを淹れるのに使う水の量の比率のダイジェスト版です。もっと詳しい内容をという方は、『2021年版、コーヒー醸造の科学101 | 焙煎コーヒー粉と使う水の比率』を読んで頂ければ幸いです。

note.com

 

また、『 2021年版、コーヒー醸造の科学101』のダイジェスト版は、下のリンク先ページでご覧になって頂けます。

www.ekawacoffee.work

 

ちなみに、note に投稿している記事の「焙煎コーヒー粉とコーヒーを淹れるのに使う水の量の比率」は、次の4つの項目で構成しています。

(1)焙煎コーヒー粉と使用する水の量の比率 | コーヒー醸造の黄金比率

(2)焙煎コーヒー粉と水(熱湯)使用量の黄金比率と香味のプロファイル

(3)黄金比率の計算方法

(4)コーヒー醸造を調整制御する