江川珈琲店のブログ

「エカワ」は音声検索で表示され難いようなので、またまた、「江川珈琲店のブログ」にブログタイトル名を変更しました。

 
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奇跡の澤井珈琲を読んで、その昔、自家焙煎コーヒー豆小売商売を始めた頃のことを思い出しました

 

エカワ珈琲店の珈琲情報館」は、珈琲の基礎知識とエカワ珈琲店を紹介してているサイトです。ホームページ作成ソフト【Jimdo】 で作っています。

エカワ珈琲店の焙煎コーヒー豆は、【おちゃのこネット】 を利用して作成した手づくりサイト「エカワ珈琲店ショッピングサイト」を通じて購入して頂けます。 

 

宝島社発行の奇跡の澤井珈琲という本を読みました。著者は澤井珈琲常務の澤井理憲さんで、初版(第1刷)は2017年6月30日です。

澤井珈琲は、インターネット通販で業績を伸ばしている珈琲企業ですから、珈琲業界では知られた存在です。

奇跡の澤井珈琲

奇跡の澤井珈琲

 

 

澤井珈琲の年商は約30億円で、その年商の3分の2くらいをインターネット通販が占めている珈琲企業です。 

楽天市場やYahooショッピング、それにアマゾンで一番売れている珈琲ブランドは、推測ですが、澤井珈琲の珈琲商品だと思います。

ネスレ日本の珈琲商品も売れているようですが、ネスレの場合、幾つもの業者(アマゾンを含めて)がネスレの珈琲商品を取り扱ています。しかし、澤井珈琲ブランドは直売で売れています。

 

現在の澤井珈琲は、大手珈琲企業(業務卸から成長していった) を脅かす存在の珈琲企業(メーカー)に成長していますが、始まりは1984年(昭和59年)で、エカワ珈琲店と同じ5kg容量の小型生産用コーヒー豆焙煎機を使っての自家焙煎コーヒー豆小売販売(町の珈琲屋)だったようです。

ちなみに、エカワ珈琲店が喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に衣替えしたのは、1989年(平成元年)の夏です。

 

1980年代、1990年代のコーヒー豆自家焙煎店は、原料であるコーヒー生豆の仕入先探しで苦労したものです。現在(2018年)は、coffeenetworkのようにインターネット通販でコーヒー生豆を卸してくれる商社もありますが、当時は、コーヒー豆自家焙煎店が、コーヒー生豆商社からコーヒー生豆を仕入れるのが難しかったわけです。

エカワ珈琲店は、コーヒー生豆の仕入先探しで苦労しましたが、澤井珈琲さんも、当時、相当な苦労をされたようです。

 

1980年代中頃から1990年代中頃まで、自家焙煎したコーヒー豆を業務卸価格で家庭用に販売する新手の珈琲ビジネスが流行り始めていました。

毎月トン単位で焙煎したコーヒー豆を売り捌く行列のできる珈琲豆販売店が何店舗か存在していて、時々、 それらの店を視察に行ったものです。「奇跡の澤井珈琲」の著者澤井理憲さんのご両親である澤井珈琲の創業者夫妻は、頻繁に視察を繰り返していたようです。

 

当時、焙煎コーヒー豆価格を20%~30%OFFで販売するセールを企画して、新聞折込チラシでセールの宣伝をすると、折込部数に応じた販売量を何故か確保できました。2万部の折込で約300kg、3万5000部の折込で約500kgくらいの焙煎コーヒー豆販売量を確保できた記憶があります。

澤井珈琲さんの場合、半額セールを企画して、チラシを30万部新聞に折り込んで、約3トンの焙煎コーヒー豆を売り捌いたと記されています。

 

ちなみに、セール期間は2日~4日間くらいが一般的で、エカワ珈琲店は澤井珈琲さんと同じで3日間に設定していました。澤井珈琲さんも焙煎コーヒー豆のセールで商売に自信をつけたそうですが、それはエカワ珈琲店も同じでした。

 1990年代中頃は焙煎コーヒー豆の配達販売が店舗販売を上回っていたのですが、1990年代後半になると、焙煎コーヒー豆の店舗販売が配達販売を上回るようになって、2000年頃には店舗販売だけで十分に忙しくなっていました。

 

順調に店舗販売中心の商売に移行しつつあったのですが、2002年頃、近くにライバル店ができると、売上の急減に見舞われます。何とかしようと頑張って販促活動に精を出すのですが売上の減少を止めることができません。

そこで、2002年9月、ホームページを立ち上げてメールで注文して頂いて、支払いは商品到着後に郵便振替で支払って頂くという形でインターネット通販を開始しました。

 

当時、ショッピングカートが無くてもインターネットで商品が売れたわけです。その後、和歌山県庁が管理している「ふるさと和歌山わいわい市場」に参加(会費が毎月1000円)して、2007年5月からは月額500円の「おちゃのこネット」に移動しました。

その頃、楽天市場に加入すると商品が面白いように売れて行くという話を聞いたのですが、30万円以上のお金を支払って冒険する勇気を持ち合わせていなかったわけです。

 

澤井珈琲さんも、2000年代に入って店舗が売上急減に見舞われ、それを補おうと2002年にインターネット通販に参入したようですが、エカワ珈琲店よりも数倍の規模を持つ町の珈琲屋さんだったので、楽天市場に出店するという冒険の道を選択されたようです。

 

現在(2018年)のエカワ珈琲店ですが、ごく一般的な暮らしを営める程度の売上は、インターネット通販で稼げています。

澤井珈琲さんは、毎年毎年、インターネット通販の売上を増やして行って、現在(2018年)では、インターネット通販で年間20億円以上の珈琲商品を売り捌いています。 

 

インターネット通販で食品・食料品を販売するのは相当な困難を伴うと言われていますが、焙煎コーヒー豆を含む珈琲商品はその例外だと考えられているようです。エカワ珈琲店も、そのように考えています。

1984年にコーヒー豆自家焙煎を開始した澤井珈琲さんは、町の珈琲屋さんから珈琲企業(メーカー)に成長されましたが、5年後の1984年に自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスに参入したエカワ珈琲店は、町の珈琲屋さん(それも零細生業パパママ店)のままです。

 

この(2018年)秋に67歳になる高齢の珈琲屋ですが、『奇跡の澤井珈琲』を読み終えて、もう少し珈琲商売で頑張ってみようという高揚感が沸いて来ています。

30年前、自家焙煎コーヒー豆小売販売を開始したころに持っていた夢を、少しだけでも実現したいという気持ちになっています。

 

それが、成功物語の本を読むことの最大のメリットなのかもしれません。

ちなみに、エカワ珈琲店は、今年の(2018年)8月中頃から、焙煎コーヒー豆のアマゾンに出品に挑戦しています。