江川珈琲店のブログ

「エカワ」は音声検索で表示され難いようなので、またまた、「江川珈琲店のブログ」にブログタイトル名を変更しました。

デジタル社会の光と影

2018年の日本、インターネットが社会の隅々まで浸透しているデジタル社会です。

デジタル社会には、光の面と影の面があるとされています。日ごろの生活や経済にプラスに作用する面と、マイナスに作用する面が存在すると考えられているわけです。

 

新しい産業や仕事が生み出されて経済活動が活発化するというのが、経済面での光だとすると、自動化や中間過程の消滅で人々の仕事が減少するということと、企業や店舗が広域的な市場競争にさらされるということが、経済面に負の影響を与える影だと考えられているようです。

でも、考えてみれば、60代後半の夫と還暦間近の妻2人だけで営む零細生業パパママ店であるエカワ珈琲店の場合、急速にインターネットが普及してデジタル社会化が進行していた2000年代、そのデジタル社会の影の部分を利用することで、廃業寸前の状態から立ち直ることができて、今なお、零細生業の自営業者として生き残ることができています。

 

2000年代前半、大手珈琲企業の集中的な攻勢にさらされて、地域密着商売が成り立たなくなってしまって、零細生業パパママ店のエカワ珈琲店は廃業寸前の状態に追い込まれていました。

それが、広域的な市場競争の中のニッチな部分に飛び込むことで、廃業寸前の状態から脱出することができたわけです。

 

デジタル社会以前の社会で疎外されていた(大手珈琲企業の資金力を背景とした攻勢にさらされていた)経済的弱者たる零細生業パパママ店には、デジタル社会の光の部分も影の部分も、どちらもプラスに作用してくれたような気がします。

その経験から、推測ですが、デジタル社会の経済的な影の部分の影響をまともに受けるのは、上質の情報を優先的に手に入れていた経済的強者に属する大手・中堅企業だと考えている今日この頃です。

 

経済的弱者である零細生業パパママ店は、デジタル社会の光の部分と負の部分を上手く利用することで何とか生き残って行けると思いますが、経済的強者に属する大手・中堅企業の場合、デジタル社会に上手く適応できなければ、存亡の危機を経験することになる可能性があると思います。

 

今回の記事「デジタル社会の光と影」は、徳田雄洋さんの著書「デジタル社会はなぜ生きにくいか(岩波新書)」を参考にして書きました。

デジタル社会はなぜ生きにくいか (岩波新書)

デジタル社会はなぜ生きにくいか (岩波新書)